こんにちは、ずず(zuzu)です。
早朝散歩(?)に出かけた母が迷子になり、警察のお世話になった話を書きました。
今回、ほんの短時間でしたが、身内の迷子を経験して、捜索は心身をすり減らすということを痛感しました。
幼い子どもが行方不明になったというニュースは、ご両親やご家族の心情を察すると、心が苦しくなりますし、Twitterで、ペットがいなくなったので協力を求めるメッセージを頻繁に目にしては、心を痛めています。
人やペットという生命体を捜索するということは、一刻も早い段階で発見しなくてはと焦りが生じます。
はじめは近隣から捜索しますが、そこで発見できなければ徐々に捜索範囲を広げていかざるを得なくなります。
これが辛かった。
行動範囲が狭く、足元がおぼつかない母のケースでも、帰宅しようとして自宅とは反対方向に歩いてしまったため、思っていたより遠くで発見されました。
特に老人や子ども、ペットは、川や用排水路での事故も心配です。
捜索しても目撃者や手がかりが少なければ、事件の可能性も考慮しなければいけなくなるでしょう。
安否が確認できないということが、どれだけ体力と神経を消耗させるか。
今回のことで、身を持って体験しました。
母が朝6時に無事に帰宅して、みんなで朝食をとり、しばらくして父は趣味の会に出かけて行きました。
そこで、早朝の顛末を仲間に話すと、皆さんが知恵を授けてくれたそうです。
その中で取り入れようと思ったのが、ドアに時間を設定できるロックを取り付けて、外が暗くなる時間帯はドアを開けるとブザーが鳴るようにすることでした。
また、認知症に伴う困った行動は、隠す家族が多いということを皆口々に言っていたそうです。
たとえ親しくてもそういう人にはアドバイスできないけど、父みたいに話してもらえれば、何か役に立てるかもしれないと喜ばれた(?)らしい。
ありがたいことですね。
母の迷子で父が私に言ったこと。
「おばあちゃん(母の母)も迷子になって、警察から連絡が入ったことがあったよ」
私もうっすら覚えていますが、まだ若かったのでさして気に留めていませんでした。
ということは、私も高確率でそうなるということでしょう(笑)
正直イヤだなーとは思いますが、覚悟しておかなくてはならないことです。
そんなこともあって、身内の認知症については隠したい人が多いのかもしれません。
私としては、周囲の人に母のことを理解してもらって、何かあった時は声をかけてもらえるような関係性があるほうが安心なのですが。
またね。