ずずぶろぐ

ていねいでない暮らし

【雑記】こんなに喜ぶなんて

こんにちは、ずず(zuzu)です。

母の施設入所や諸々についてケアマネさんに相談したとき、介護用品についても聞いてみました。

母は足腰が弱ってふらつくようになったため、立ち上がった時につかまる柵のようなものをレンタルできないかたずねました。

ケアマネさんはすぐに、介護ベッドなどを借りている介護用品を扱う会社に連絡してくれました。

そして今日、介護ベッドの柵を交換してもらいました。

ベッドには柵は元々ついていましたが、外側に折れる(開く)仕様のものに取り替えたのです。

 

母がデイサービスから帰って来て、新しい柵を見て何と言うかドキドキでした。

最初は反応が薄かったのですが、新しい柵を自分で触って使ってみてとても気に入ったようです。

これまでの柵より太さがあって握りやすく、安定感があるとのこと。

何よりベッドからの立ち上がりやベッドに座ることが楽々できるようになりました。

いつもは嫌がって手を焼いているオムツ交換も、すんなりさせてくれました。

ちなみに昨夜は寝る前のオムツ交換が深夜0時近くになってしまい、私は疲れ果てて入浴をあきらめて寝ました…

立って、座って、立って、座って、という日常の動作を難なくこなせるようになって、母はうれし泣きしていました。

心の底から喜ぶ母の笑顔を初めて見たような気がします。

 

介護用品ひとつで、介護がこんなに楽になり、本人の不安も解消されるのかと驚きました。

とはいえ、認知症はゆっくりゆっくり進行します。

一難去ってまた一難となることは目に見えていますが、しばしこの幸福に浸ろうと思います。

またね。