こんにちは、ずず(zuzu)です。
新曲は『Make you happy』と同じ楽譜から、ショパンの『雨だれ』(8級)を選びました。
有名曲なのにメロディーが思い浮かず、代わりにコチラのウィスパーボイスが脳内に聴こえてきました。
とりあえずユーチューブで『雨だれ』のピアノ演奏をいくつか試聴しました。
どの演奏も情感たっぷりにタメをきかせ、テンポやタッチに工夫が見られましたが、エレクトーンの参考となるとビミョーでした。
というのも、レジストのテンポは一定なので、テンポを自由自在に操ることで表現の幅を広けることは、私の腕では難しい…
楽譜集の<演奏のポイント>では、
雨だれ F.Chopin
全体的にレガートを心がけて、美しいフレーズを演奏できるように練習してください。また、強弱は唐突にならないよう、自然に流れるように心がけましょう。演奏しやすさを考慮して、リズムを入れたアレンジになっていますが、お好みで自分でレジストシフトをしながら自由なテンポで演奏してもよいでしょう。(大木裕一郎)
(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス発行 『STAGEA エレクトーンで弾く・シリーズ Vol.63(グレード8〜5級) エレクトーンの定番&ザ・ヒット30⑧』(2022年2月20日)より引用
と、やはりテンポに言及していました。
とはいえ、左手は4分音符の和音の連打で雨音を表現していると思うので、やたらテンポを変化させるのはどうかと…
曲の解説としては、とてもわかりやすいものがありました↓
確かに、ジョルジュ・サンドが出かけた後に大雨になって不安が募るショパンの魂が、曲の中盤の激しい旋律に乗り移っているように感じます。
事実、ピアノ曲を何回も聴いた夜、寝つきが悪くなって(笑)、『雨だれ』の中盤が頭の中でぐるぐるして恐怖を感じたほどです。
さすがショパン…
またね。