こんにちは、ずず(zuzu)です。
先週はエレクトーンのレッスンがお休みだったので、何か新曲でもと思い、グレード8級の『テキーラ』というラテン調の曲にチャレンジしました。
楽譜集の<演奏のポイント>は次のとおりです。
メキシコ系のミュージシャン、チャック・リオが即興的に作曲した曲で、「テキーラ!」の合いの手が印象的なヒット曲です。彼の在籍したチャンプスだけでなく、ベンチャーズやヘンリー・マンシーニ等、たくさんのアーティストによってカバーされ、親しまれています。
全体的にL.K.にLower Memoryが設定されていますので、ACC.が濁らないようにコードチェンジに注意しましょう。メロディーはアーティキュレーションを意識してはぎれよく、スタッカートぐらいの長さで。[MEMORY5]のTp.はフラッタータンギング奏法をイメージしています。A.T.をつけてダイナミックに演奏しましょう。[MEMORY8]の左手は「テキーラ!」のかけ声のつもりで、ユーモラスに弾いてください。[D]のTp.ソロではLead Slideが設定されています。3連符はガイド的にとらえてルーズな感じでリップスラー効果を出してください。グルーブを感じて自由に演奏しましょう。
株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス発行STAGEA ポピュラー・シリーズ(グレード9〜8級) Vol.58 『ステージ・セレクションBEST』より引用
メロディーを少し弾いてみて、何となく聴いたことがあるかも、といった程度の曲でした。
ググって、いくつかのバンドが演奏する『テキーラ』を視聴しましたが、うーーん、あまり好きではないなーという印象。
ところが、レジストに合わせて弾いてみると、レジストのアレンジの良さもあり、『テキーラ』は聴くより演奏するほうが楽しい曲と実感しました。
練習を始めると、右手、左手、ベースのどれもが全くつかめませんでした。
左手は基本がF→E♭の二分音符の和音の繰り返しですが、手が痛くて痛くて…
痛みを回避するため指づかいを迷いましたが、結局[421]→[531]に落ち着きました。
この指づかいは親指を伸ばすので、親指の付け根が痛むのですが、[531]→[531]にすると、演奏がドタバタしてしまうので仕方なく。
しばらくして、左手の和音のほとんどは[Lower Memory]になっていることに気づきました。
次の音を弾くまで音が持続するので、多少ドタバタしても問題なかったわけですが、[421]→[531]の指づかいに慣れたので、このままでいこうと思っています。
F→E♭のところのベースは、ファ→ミ♭の繰り返しです。
最初は何も考えずつま先で弾いていましたが、左手と同様にドタバタしてうまく弾けませんでした。
それで、ファを弾くときはかかとを使って、かかと→つま先→かかと→つま先で弾くとどうかなと試してみたところ、楽に弾けるし、音が勝手に二分音符になるのです。
当然、'かかと→つま先'案を採用しました。
右手のメロディーもタイミングがわからない音があって、慣れるまで苦労しました。
グリッサンドは練習では無視して、レッスンで教わる予定です。
とにかく『テキーラ』を全く弾くことができなくて、♩=170の速度を♩=140に下げて、右手、左手、ベースを別々に練習して、ようやく何とか合わせられるようになりました。
速度がゆっくりだと左手と左腕が余計に痛くなるので、ダメ元で♩=170で練習してみると、動きが早い分、痛みも緩和されました。
そのことに気がついてからは、♩=170で練習するようになりました。
しかし、ラテンの曲はリズムに乗ることが大事なのに、リズムに乗れなくてつまらない演奏になってしまいます。
そこで初心に帰って、もう一度演奏動画を参考にしてみようと思いネット検索すると、上記の<演奏ポイント>にあったように、『テキーラ』はザ・チャンプスというグループのオリジナル曲で、ありがたいことに彼らの演奏の動画もありました。
『テキーラ』はノリノリの原曲が一番好みでした。
シンプルでユニークなパフォーマンスがモロ好み〜
それに、レジストは原曲に近いアレンジのような気がします。
始めから原曲を視聴しておけば、イメージをつかむことができたのに…と言っても後の祭りですね。
レッスンまでに少しでも上達するよう、原曲を意識して練習しようと思います。
またね。