こんにちは、ずず(zuzu)です。
エレクトーンのレッスンに行ってきました。
ソーイングを再開したことや、がんセンター通院で落ち着かなかったため新曲はパスし、『チェリー』のみのレッスンとなりました。
欲張らず新曲を諦めたことで、『チェリー』に集中できたことはよかったかな。
レッスンではいつもの雑談もそこそこに、『チェリー』を弾きました。
多少のミスもありましたが、"合格できた!"と思いました。
ところが、
「[Bメロ]の左手の和音が、きれいにつながっているところと、ブチっと切れているところがあって、あれ?って感じました。全部切れているのなら、そういうものかと思いますが…」
との指摘が。
[Bメロ]はサビの"「愛してる」の響きだけで〜♪"のところですが、自分では全くわかりませんでした。
月刊エレクトーンの<演奏のアドバイス>で、"左手の和音にはローワー・メモリーを設定していないので、音をしっかり伸ばすように"とあったので、気をつけていたつもりだったのです。
チェリー スピッツ
<演奏アドバイス>
16ビート・シャッフルの曲ですが、簡単に弾けるよう、8分音符を中心にアレンジしました。[M1]のU.K.にはリードスライドを設定していますので、アーティキュレーションを守って弾いてください。全体的にLower M.は設定していませんので、左手は次の和音を弾くギリギリまで伸ばして弾いてください。Acc.やベースパターンをよく聴きながら、リズムにのって演奏しましよう。 笹山由紀子
(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス 2020年11月20日発行 通巻587号 月刊エレクトーンより引用
でも、実のところ、次の和音が気になって、音を十分に伸ばせていませんでした。
左手とベースだけで[Bメロ]をしばらく弾いていると、Fのコードの指づかいは4・2・1で弾くとスムーズに移動できることが体感でわかってきました。
Fはたいてい5・3・1で弾いていますが、F→Cのときなどは4・2・1で弾くほうが弾きやすいのでした。
そして、
「あと、指を離して弾かないほうがいいですね…」
と毎度の指摘もありました。
鍵盤からいちいち指を上げてしまう変な癖があるのですが、それだとタッチミスも増えるし、音がブチブチ切れてしまいます。
これから曲の難易度が上がると、この弾きかたではついていけなくなる恐れがあります。
悪い癖は曲が易しいうちに矯正しておきたいと思いますが、癖を直すのは難しい…
さらに「もうひとつの課題は、出だしですね…」
と先生。
「出だしのドラムに合わせて入るのが難しくて、いまだにレジストとぴったり合ったという感覚がありません」
と答えました。
カウントを何度か聴いたうえで、シンバルの音に合わせるように言われました。
リズム感のなさがもどかしい…
時間が余ったので、コード練習をすることになりました。
先生がハ長調、ト長調、ヘ長調、イ短調のコードを紙に書いてくれて、それを左手とベースで弾いてみました。
Ⅰ-Ⅱ-Ⅴ7-Ⅰの展開です。
三つ子の魂百まで、ピアノの和音ならいまだにほとんどの調で弾けます。
ところが、エレクトーンは和音がコードネームなので、規則性がつかめません。
小学生の生徒で、先生が"C、F、G7…"とコードネームを言うのを聴いて弾くのが得意な子がいるそうですが、私は反射神経が育ってないので苦手です。
楽譜を見て、頭で一度考えてからでないと弾けません。
このへんはトレーニングなのかなと思ってますが、習得は無理かもしれない…
こんな感じでレッスンは終わりましたが、気分よく弾けた『チェリー』が不合格だったのはがっかりでした。
音の長さを十分に保つ和音の移動は練習すればできるようになると思いますが、出だしのタイミングはわけがわかりません。
レジストとテンポを合わせるのがこんなに難しいとは、思ってもみませんでした。
リズム感を鍛える必要性を痛感しています。
またね。