ずずぶろぐ

ていねいでない暮らし

【エイジング】がんセンター初診日記<その1>

こんにちは、ずず(zuzu)です。

がんセンターに行ってきました。

初診です。

zuzuzblog.hatenablog.com

がんセンターへの道のりはよく知っているのに、通勤時間帯で道路が混雑して気が散り、曲がるべきところをうっかり素通りしてしまいました。

Uターンするも渋滞で、初診で遅刻という大失態をしでかしてしまうのかと焦りまくりましたが、受付に到着したのは約束の数分前でギリセーフでした。

しかし、名前を呼ばれたのは受付から20分以上経過していたので、焦っても無意味でした。

朝早い受付は初診の患者で、私のようにひとりで来ているのは珍しく、多くは家族が付き添っていました。

受付で驚いたのは、本人の同意を得た上で、月々の医療費の限度額をセンターが調べることができること。

これによって、高額の医療を受ける際の'限度額適用認定証'を用意する必要はないそうです。

 

受付が済むと、あとはスムーズでした。

はじめに新型コロナの関係の窓口に案内され、ワクチンの接種について聞かれました。

何回目まで打ったか?、最後に打ったのはいつか?と聞かれても、いちいち覚えていない…

ぐずぐずしていると、担当者から軽く叱られてしまいました。

先に問診票のようなものをもらっていれば、記入して行ったのに…

 

次に、初診患者とその家族に対して、がんセンターの説明ビデオタイム。

時間にして、10分くらいだったかな。

小部屋で私を含めて患者3人とその家族で、ビデオを鑑賞しました。

まだがんだと確定したわけではないけど、気分はがん患者になってしまいます。

 

ビデオが終わると、看護師に身長・体重を測ってもらってから、カウンセリングのような問診を受けました。

そこでクリニックからの紹介状を渡し、服薬中の薬の有無や既往歴、家族歴、家族の連絡先、センターを受診した経緯、アレルギーの有無、職業など様々なことを聞かれました。

とても明るくてしっかりした感じのいい看護師で、好印象でした。

大変だなと感じたのは、電話をすることがあったときに'がんセンター'と名乗っていいかと聞かれたこと。

私もクリニックで'がんセンター'を受診するように言われたときは、一瞬言葉を失いました。

そのくらい'がんセンター'という言葉には破壊力があるし、センシティブでもありますね。

最後に、私が無職ということで申し訳なさそうに、

「治療費の支払いは大丈夫ですか?」

と聞かれました(笑)

「限度額適用もあるし、大丈夫だと思います」

と答えましたが、経済的な問題がある患者は、医療機関的にいろんな意味で厄介なんでしょうね…

 

そして、少し待って医師の診察。

物腰の低い、やさしい感じの先生でした。

きっと育ちがいいんだろうな〜

そして、もうひとりの若い医師。

これから受ける検査の結果により、今後の方針を決定するとのことでした。

 

診察のあとは、お決まりの諸々の検査でした。

順不同に、血液検査、尿検査、肺のレントゲン、心電図などがありました。

センター内はシステム化されていて、迷うことがほとんどありません。

しかし、心電図の待機スペースを間違えたことで、担当の看護師に軽く叱られ、ちょっと怖かった。

医師をはじめ、ほとんどのスタッフはやさしく感じがいいので、多少なりともキツく当たるスタッフは悪目立ちするんじゃないかな。

マニュアルどおりに進まないとイラつくのは妙齢の女性に多い(といっても2人だけですが…)印象なので、次回から気をつけようと思いました。

 

検査が終わってしばらくすると、診察室に呼ばれました。

そして、今後の治療方針をサクッと決めましたが、長くなったので次回に続きます。

またね。