ずずぶろぐ

ていねいでない暮らし

【エイジング】がんセンター最後の日

こんにちは、ずず(zuzu)です。

7/5にがんセンターでちょっとした手術を受けて、今日が最後の診察の日でした。

正確に言うと、希望して今日までとしてもらいました。

 

前回の受診時に医師から、

「もう1回来てもらえますか?」

と聞かれたので、今日が最後の受診になると思っていました。

センター最後の受診日は、センター内の食堂でひとりランチすることに決めていました。

複数人から勧められていたこともあって、食堂を利用することで区切りとしたかったのです。

計画どおり定食を注文して、がっつり美味しくいただいてから、診察へ。

今日は女性の看護師がふたりもいました。

私の傷なんて本来なら完治しているはずの、たいしたことないものなのに…

患部を見た医師は、

「あ゛、、、あと少しですね」

と、完全には治っていないことを確認すると、

「軟膏はまだありますか?」

と聞きました。

「はい、まだ半分残っています」

と答え、患部に絆創膏を貼ってもらいました。

ハタチの若者ではないので、治りが遅いのは仕方ない。

毎日シャワーを浴びて、清潔にしていたんですけどネ…と言いたくなりました。

このとき、”もしかしてもう1回来なくてはいけなくなる?”と感じた私は、

「あの、何かあったら連絡しますので、今日で終わりにしてもらえますか?」

と思い切ってお願いしました。

すると、

「前にも説明しましたが、(悪性ではないので)心配は要りませんからね」

と、医師から傷口がこれからどうやって治っていくのか説明があり、治療は今日で終わりになりました。

バッグを手に取って、

「ありがとうございました」

と頭を下げ、診察室のドアを開けながら振り返ると、医師が"変わった人だなー"という感じで、唖然として私のほうを見ていました(笑)

もう一度会釈をして、診察室を後にしました。

 

患者から治療をストップするって、あまりないのかも(笑)

受診をやめたいときはフェードアウトするのが普通かもしれませんが、センターは予約制なので、自分から意思表示しなくてはなりません。

強引な患者だと思われたでしょう。

でもね。

もし私が仕事をしていたら、平日の診察は有給休暇を取得しなければならなかったことを考えると、がんではない私が呑気に受診するのは気恥ずかしいのです。

センターの施設が素晴らしくて、食堂が美味しいとか言ってる場合ではないと。

車いすで移動している人が普通にいて、ギブスをしたり、意識が朦朧としていたりしている患者さんを目の当たりにすると、いたたまれない気持ちになります。

そんな複雑な感情が交錯して、がんセンターは今日で卒業しようと固く決心しました。

そんなこと考える必要ないのかも知れませんが、私はダメでした。

 

治療の内容などは、画像付きで別記事にする予定です。

需要があるのか分かりませんが(笑)

またね。