ずずぶろぐ

ていねいでない暮らし

【大人のエレクトーン】新曲で理想の音を考えた

こんにちは、ずず(zuzu)です。

今日は2週間ぶりのエレクトーンのレッスン日です。

先生に作ってもらったレジストで2週間みっちりリズム練習した太陽にほえろ!  メインテーマ愛の夢 第3章を、なんとか合格に持ち込みたいところです。

最近は練習のモチベーションが、”早く新曲を弾きたい’から”今弾いている曲を弾くのはもうイヤだ”に変化しています(笑)

 

2週間の間に新曲を練習し始めました。

カナダの作曲家でピアニストの故アンドレ・ギャニオン『めぐり逢い』です。

楽譜はこちらから↓

試し弾きをして、CMか何かで聴いたことのある曲だなと思った程度で、この曲には何の思い入れもありません。

ネットで調べてみると、広く好まれていて、それこそ誰かの人生に寄り添っているような曲でした。

楽譜集の<演奏のポイント>は次のとおりです。

めぐり逢い

ドラマや映画の音楽を手掛け、親日家としても知られているカナダの作曲家、アンドレ・ギャニオンの代表作。流れるようなメロディーに心癒されます。

シンプルなメロディーがとても美しく、その裏に流れる弦のハーモニーが曲の広がりと壮大なスケール感を表現している素敵な曲です。拍子やリズムは、数えるというより感じながら演奏を仕上げていきましょう。[B]には海の波や小鳥のさえずりを加えてみました。

ノスタルジックな気分に浸れること間違いなしですよ。

株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス発行STAGEA ポピュラー・シリーズ(グレード9〜8級) Vol.58 『ステージ・セレクションBEST』より引用

左手を中心に練習しました。

サビの[Bメロ]では、波の音がザザザーッと押し寄せてくる、叙情的なアレンジが素敵です。

しかし、両手とベースを合わせて弾くと、盛り上がるフレーズの音のボリュームが、どうも抑えれているようなのです。

通常思い切りフォルテにして盛り上げるところがフォルテにならないので、何度弾いても私には向いていない曲だなと感じます。

先生に叱られそうですが、この曲は無難に弾いて合格をもらうしかなさそうです。

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『めぐり逢い』のような優美で静かな名曲は、もしあの人が弾いたら素敵だろうなー。

それは、私が子ども時代に通ったピアノ教室の生徒で、確か2つ上のYさんです。

話したこともないまま、私は引っ越してしまいましたが…

Yさんはおっとりした優しい雰囲気の女性で、ピアノの技術は申し訳ないけど平凡以下でした(つまりヘタクソ)。

ところが、Yさんの奏でる音は、どういうわけか抜群に綺麗で可愛らしくて、心地いいのです。

例えるなら、デビュー当時の松田聖子さんの伸びる高音♪のように、透明感があって魅力的でした。

同じピアノを弾いるのに他の誰とも全く違う音色なので、Yさんのピアノの音を聴くだけで"今、Yさんが弾いているんだなー"とすぐにわかるのです。

私は密かにYさんのピアノのファンでしたが、それは私だけではありませんでした。

何と、たまに教室に迎えにきていた(記憶にはないけど)、音楽は全くの素人である私の母もお気に入りだったのです…

Yさんはテクニックが優れていたわけではないので、先生から特に目をかけてもらっていたような感じはありませんでしたが、先生はYさんのことをどう思っていたのか、もう知ることはできないけど聞いてみたいです。

 

もし、目の前で反田恭平氏がピアノを弾いてくれたら、脳天から身体が揺さぶられて、夜眠れなくなるほど感動すると思います。

でも凄すぎて悪酔いしそうです(失礼)

マッサージに行って、翌日揉み返しが来る感じ(失礼)

一方で、Yさんのピアノは子どもっぽいけど、ずーーっと聴いていたい、もっと弾いてーーという癒し系の響きなんです。

'ほろよい'を延々と呑んで、幸せを噛み締めている感じ。

マッサージに行って、うっかり寝てしまう感じです。

 

ガサツな私には『めぐり逢い』のような優しい曲は合いませんが、Yさんだったらどんな風に弾くかなと想像しながら、コツコツと練習しています。

またね。