こんにちは、ずず(zuzu)です。
2週間ぶりのレッスンは、花粉症に苦しむ先生との雑談もそこそこに、合格を勝ち取るべくレッスンに入りました。
まずは『太陽にほえろ メインテーマ』から。
ほぼミスなく、実力どおり弾けました。
そして、1回弾いただけで合格。
私「この曲はもっとカッコよく弾きたかったんですけどね…」
先生「そうですね、もっとリズムに乗って弾けるとよかったかもしれませんね。高い音を出すときは右側に身体を動かして、最後の低い[ラ]を弾くときは、身体を左に持ってくるとか、自然にできるようになればいいですね♪」
私「そうですね…」
お次は『愛の夢 第3番』を弾きました。
出だしで力みすぎて右手を失敗し、すぐに弾き直し。
無難に最後まで弾きましたが、[前半―中盤―後半]のうち[前半]のリズムが若干早くなってしまったのを誤魔化すことはできず、先生から指摘を受けました。
[前半]のみもう一度弾き直しましたが、後半部分が早くなってしまい、合格はお預けとなりました。
えーーーん。
先生からは、1拍目をしっかり合わせるしか方法はないと言われましたが、気をつけていてもズレてしまうんです…
今回はもう1点、最後のrit.(リタルダンド:だんだん遅く)がゆっくり過ぎるとの注意がありました。
rit.でゆっくりし過ぎると、最後のフェルマータをもっとゆっくりにしなければならなくなるので、あまりゆっくりしない方がいいとのことでした。
というわけで、『愛の夢』はまた1週間練習しなければいけなくなりましたが、何しろクラシックの名曲中の名曲、弾くのが本当に楽しいため、今回はよしとします
来週は絶対合格します!
最後は新曲『めぐり逢い』を弾きました。
先生「アンドレ・ギャニオンですね! ピアノに弦楽器が加わる曲ですよね♪」
私は知らない曲でしたが、ポピュラー音楽界では有名な曲みたいです。
弾き終わって出来は練習の30%程度、つまりガタガタでした。
たどたどしくてミスばかり、しかもあまりに抑揚のない弾きかた…
先生は何と言っていいか困っていましたが、曲を弾きながら説明してくれました。
私「(う、上手い。感動的。同じ曲を弾いているとは思えない)」
先生「最初はピアノの音だけから始まって、弦楽器が加わって音に深みが出てきますね。どこから弦が加わるかわかりますか?」
私「ここら辺かな?(と楽譜に適当に指差す)」
先生「そうですね。楽譜にここから何の楽器が加わると書いていくといいですね。そして、今何の楽器を弾いているか意識するといいです」
私「はい、そうします」
先生「エレクトーンの演奏者は指揮者のようなもの。各楽器を自分が指揮して音を出していくイメージを持ってみてください。ピアノは音が消えてしまいますが、弦楽器は音が伸びます。楽器の特徴を知ることも大切ですね」
私「はい。この曲はフォルテのところで音量が抑えられるので、盛り上がりに欠け弾きにくいです」
先生「8級ではイニシャルタッチ、アフタータッチが入っていないので、表現が難しいと思います」
私「ピアノも初級のうちはペダルを使わせてもらえないので、単調になっていました」
先生「子どもは指の力が弱いので、まずはしっかり弾けるようになるためですね。小学生くらいまでは力が弱くても、中学生くらいになると男の子はガンガン弾けるようになりますが、女の子は指の力がなくていつまでも小さい音でしか弾けない子もいますね…」
2週間練習しても上達しなかった『めぐり逢い』ですが、先生が弾くと情感たっぷりで、私が弾くのとはまったくレベルが違うのには、正直ショックでした。
このレベルの差異を、練習で縮めることができるのか不安です。
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レッスンの帰り、教室の近くの小さな神社に初めて行ってみました。
河津桜が満開だったのです。
おみくじのガチャ(激安)があったので試してみました。
結果は”吉”。
若い頃は運勢だけを見て一喜一憂していましたが、年を重ね、運勢より短歌や個別のお告げに意識がいくようになりました。
読んでみると、含蓄のある言葉が並んでいました。
願望、待人、恋愛、縁談、お産、進学、就職、家庭、病気、旅行、事業、訴訟、転居、失物、相場(賭)ー生きるって大変ですね。
私のおみくじを一部抜粋すると、
訴訟:誠意が通じ、勝ちます
相場(賭):一度に多くを賭(かけ)るな
ギャンブル、当たり前です(笑)
ツキがないのはわかっていても、どうしても賭けたいなら少額で遊びなさいということですね。
生きていく上で悩みや迷いは尽きませんが、おみくじは全方向に対応できています(笑)
怪しい占いに大金を使うより、神社仏閣をお参りして季節を感じ、おさいせんとおみくじという形で寄付をするほうが健全だと感じました。
教室からほんの10分程度で終わるお散歩です。
お天気の日は、”参拝”する気持ちと時間の余裕を持ちたいと思いました。
レッスンで”惨敗”した日は特に。
またね。