こんにちは、ずず(zuzu)です。
先日、最近のお気に入りのTVドラマについての記事を書きました。
で、TV番組と言えば、こちらも最近のお気に入りです。
元々興味をもっていた番組でしたが、本格的に観るようになったのは、もちろん(?)映画『エルヴィス』以降です。
アメリカ大統領選挙や、エルヴィスの育ったメンフィスのこと、移民のことや、もちろん映画のこと(←少ないけど)など、アメリカについてたくさん勉強させてもらってます。
町山さんはアメリカの今を教えてくれる、私にとっての池上さんです(笑)
一昨日に放映された『あめしる』は、＜アカデミー賞徹底解説1時間SP＞と題し、通常30分のところを1時間に拡大する念の入れようでした。
町山さんと、いつもの相方の女優・藤谷文子さんに、ゲストで同じく女優の洞口(どうぐち)依子さんを迎えて、アカデミー賞の予想やよもやま話を繰り広げていましたが、お三方の映画愛が濃くて大満足でした。
いつもは口数の少ない藤谷さんが、今回は熱く発言していて、何だかうれしかったな。
洞口さんは同世代の好きな女優さんで、ズバスバと物申すところが頼もしいです。
藤谷さんと洞口さんは意外にも旧知の間柄で、同居(しかも藤谷さんが洞口さんの家に転がり込んだ!)していた時期もあったそうです。
町山さんと藤谷さんはアメリカ在住ですが、洞口さんは真田広之さんの映画の撮影のためカナダに滞在していて、撮影のない日は映画を観まくっていたとか。
番組では映画の解説のほか、主演・助演男優賞、女優賞のノミネートについてや、作品賞の予想などが盛り込まれました。
ネタバレになりますが、町山さんの本命は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、洞口さんは『イニシェリン島の精霊』だけどやっぱり『エブエブ』で、藤谷さんは願望を込めて、ケイト・ブランシェット主演の『TAR ター』だそうです。
しっかし、『ブロンド』、『ザ・ホエール』、『逆転のトライアングル』、『after sun アフターサン』、長編ドキュメンタリー『ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生を捧げた夫婦』など、観たい作品がたくさんになって、頭の中が混乱しています。
映画界の賞レースは、大ヒット作『トップガン・マーベリック』がかつての『タイタニック』のように、各賞総ナメにならないところが、皮肉であり面白いところだと感じています。
最後にですが、洞口さんは『エルヴィス』の主演オースティン・バトラーのことを最初は、"あんな人にエルヴィスが演じられるのか"と思っていたそうです。
ところが実際に『エルヴィス』を観てハマったらしく、＜何度も＞映画館に足を運んだとか!
それって音楽映画の沼ですよね…もっと曲を聴きたくなるという…同じだ(笑)
洞口さんと自分にオバチャンぽい共通点が見い出せて、思わずニヤリ。
実は、今回これが言いたかったのでした(笑)
またね。
