こんにちは、ずず(zuzu)です。
グレード9級の試験の出来の悪さをモノともせず、エレクトーンの練習に励んでいます。
先日のレッスンで、未完成ながら初めて8級の『ロンドンデリーの歌』を弾いたとき、先生からたびたび言われていることを、また言われてしまいました。
そのひとつが、片手練習をすること。
先生曰く、大人はすぐに両手で弾きたがる人種らしいです。
片手でまともに弾けないのに、いくら両手で練習しても弾けるようにはならないとのこと。
うーん。
そのとおりなのですが、片手練習ははっきり言ってつまらないんですよね(笑)
それで、ついつい両手で練習してしまい、ぎくしゃくした演奏を先生の前で披露することになるのです。
しかし、先生の立場からすると、両手で弾くのは片手でしっかり弾けるようになってからにしてほしいと思うのは当然ですよね。
ということで、練習方法を変えてみることにしました。
練習するごとに、左手とベースだけで最低3回弾いてからでないと、右手を合わせてはいけないというルールを自分に課しました。
この方法を何度か試してみると、苦手なベースが少しずつ改善されてきたような気がします。
まだまだベースに慣れていませんが、身体の中心に軸を定めてブレないようにすることで、ベースの踏み外しや踏み違いなどのミスが減ってきました。
加えて、足先だけでベースを踏むのではなく、身体の軸と足が連動している感覚がつかめてきました。
そういえば、子どものころは片手練習が当たり前でした。
そもそも、新しい曲を弾くときは、片手ずつのレッスンでした。
片手が弾けるようにならないと、両手で弾かせてもらえなかったんですね。
とにかく昭和のピアノレッスンは厳しかった。
毎度そこにたどり着きますが、当時は当時で、今は今。
それぞれ良さがあると信じていますし、昭和のレッスンを経験したからこそ、今エレクトーンが楽しいと感じるのだと思います。
2週間後のレッスンまでには『ロンドンデリーの歌』を完成させて、練習を開始した新曲もある程度仕上げてみてもらおうと張り切っています。
またね。