こんにちは、ずず(zuzu)です。
今日もだいたひかる著『生きるために、捨ててみた。』で断捨離を学んでいきたいと思います。
”美しい暮らしに焦がれる女性に立ちはだかる”かご問題””
だいたさんは、引っ越し前のお家でかごをたくさんお持ちでした。
インテリア雑誌などで散見する”丁寧で美しい暮らし”への近道アイテムと思い、おしゃれな雰囲気につられてよく購入したそうです。
しかし、毎回買ったはいいもののうまく使いこなせず、結局眠らせてしまったものが多々合って、引っ越しを機に「かご収納」はやめたとのことでした。
(前略)あと、実はかごは隙間があってほこりがたまるから、掃除の手間も増える。そこをこまめに掃除できる人に許されたアイテムなのでしょうね。しかし、素敵な暮らしを象徴するかごが使いこなせないなんて、つくづく美しい暮らしには向いてないんだと実感しました(笑)。
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自由が丘のキャトル・セゾン・トキオが扱っている柳のカゴに憧れていた、元オリーブ読者の私ですから、ナチュラル系のインテリアでかごを上手に使っているのを見ると、テンションが上がります。
実際には、キャトル・セゾンのカゴは高級で手が出ず、その代わりにお手頃価格のカゴを買いまくってしまいました。
が、だいたさんと全く同じ理由で、悲しいかな、籐などの自然素材で作られたカゴは全捨てしたので、本書を読んだときは”私と同じだー”と感激しました。
かごは全捨てしたつもりでしたが、キッチンの断捨離をしたときに竹細工のランチBOXが出てきました。
民芸品なので捨てづらく、かといってお弁当箱として使うのは、衛生上気が引けるのです。
そこで、処分する決心がつくまで、断捨離で少しだけ残した写真の保管場所にしました。
”捨てることがサクサクできる”片づけ日和””
だいたさんは、片づけのやる気スイッチが入らないときは、片づけ特集の雑誌を見たりして、片づけスイッチをためていくそうです。
また、古い邦画やドラマを見て片づけスイッチを入れる方法もあるそうです。
(前略)『坂の上の雲』の主人公の秋山好古さんなんて、部屋の中には座布団どころか調度品も道具もいっさいなくて、部屋の隅に鍋と釜と茶碗がひとつだけ。それが家財のすべてだったと。今でいうミニマリストってやつでしょうか。小津安二郎さんの映画にしても、部屋には必要最小限のものしかなくて、どこに何があるかを把握しているからか、主婦の動きに無駄がないんですよね。
それと、だいたさんは、旅行から帰ってきて家が汚いと、とたんに現実に引き戻されるので、きれいに片づけてから出ていくとのことでした。
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江戸の長屋暮らしのように物を持たない生活、私には耐えられませんが、火災が多かった江戸では家財道具を持つことに意味を見出せなかったのかもしれませんね。
私に片づけスイッチが入るのは、家に誰か来るときです(笑)
父とふたりで断捨離をがんばったので、突然誰か来ても、部屋干しの洗濯物をどうにかすれば、玄関先で追い返すようなことはなくなりました。
このことは精神衛生上、本当によかったと思っています。
”冷蔵庫の片付けは、自分のからだも家族も喜ぶ”
何から手をつけていいかわからないという人、片づけのやる気が出ないという人におすすめなのは、冷蔵庫の整理です。
だけど、冷蔵庫は1日に何度も開けるので、イヤでも目に入ってきますよね。(後略)
だいたさんの冷蔵庫掃除のポイントは、いかに清潔で見通しがよく、機能的で使いやすくするか、また、楽しい景色にするかとのことです。
ご主人がフルーツ好きなので、フルーツがあるときは冷蔵庫のドアを開けたとき、すぐに目に入るようにして、ご主人の喜ぶ声を聞き、だいたさんも喜んでいるそうです。
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フルーツが引き立つように冷蔵庫を整理して、ご主人を喜ばせているだいたさん、さすがエンタテイナーですよね。
うちには2台の大きな冷蔵庫がありまして(汗)、1台は私がひとり暮らしをしていたときに使っていたものです。
省エネ型の冷蔵庫に買い換えたいとは思っているのですが、まだ使えるのでそのまま2台置きして使用しています。
どちらかが壊れるなどキッカケがない限り、このままだろうなー。
断捨離前の冷蔵庫には、母が元気だったころにいろんな方からもらってきた、古い手作りの食品が入った瓶がたくさんありました。
中身が不明なのと、発酵して異臭がするのではという不安と恐怖で、長年手をつけられなかったのですが、片づけスイッチが入ったときに少しずつ片づけていき、全捨てできました。
こんな苦労はもう二度としたくありません。
これは、ちょっと母を恨みましたね(笑)
いただきものは、いただいてお礼を申し上げた時点で役目は終わっている。
そのくらい割り切っていいと思っています。
私だけでしょうかコラム1 "イヤなことがあったら、携帯とスケジュール帳をチェンジ”
独身時代、男性とお別れすると、すぐに携帯電話を変えていたというだいたさん。
次のステップにいけるような気がしたそうです。
また、昔はイヤなことがあると、年の途中であってもスケジュール帳を変えていて、1年に6回変えていたこともあったとのこと。
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私が携帯の電話番号を変えたのは、昔キャリア変更をしたとき、番号の引き継ぎができなくて、仕方なく変更したときのみです。
とても大変だったことを覚えています。
ですので、携帯の番号を変えるほどイヤなことが人生に起こらないよう、祈るばかりです。
以上で、『生きるために、捨ててみた。』の[Part1 生きるために、モノを捨ててみた。]からの学びは終わりです。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございます!!
引き続き、[Part2 生きるために、考えを変えてみた。]を学んでいきたいと思います。
またね。