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ていねいでない暮らし

エッセイ『生きるために、捨ててみた。』から学ぶ断捨離 その8 せっかく来たんだから、あるものを生かす、買うべき服、ストック編

こんにちは、ずず(zuzu)です。

だいたひかる著『生きるために、捨ててみた。』から断捨離を学んでいます。

本書[Part1 生きるために、モノを捨ててみた。]からの学びは、7回に分けてブログに綴りました。

今日からは、[Part2 生きるために、考えを変えてみた。]で学んでいきたいと思います。

””せっかく来たんだからテンション”でモノを買わない”

 一歩街に出れば、物欲に襲われるだいたさんが心に決めたのは、「せっかく来たんだから」のテンションでモノを買わないことでした。

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オープンしたてのファッションビルや、地方によくある大型商業施設、ディズニーランドのようなテーマパーク(めったに行くことはありませんが)、果ては旅先などで、”何か買わないと損”のような気持ちになることがあります。

働き始めて小金を持つようになってからは、その傾向は顕著でしたね。

テンションが上がってお金が使いたくなったのに、自分の欲しいものがないときは”お土産”という理由をつけて、買いまくることもありました。

しかし、長年生きていると、そして”無職”になると、それは愚かな行為ということを痛感します。

お金が貯まる人に「せっかく来たんだから、買う」という考えは、ありませんよね?

”新しいものを買うのではなく、あるものを生かす”

旅行用のスーツケースを使うのは、せいぜい年2〜3回というだいたさん。

そこで、スーツケースには水、食料、ティッシュ、ビニール袋、簡易トイレなどの避難グッズを詰めて、玄関近くの物置に入れているそうです。

ちなみに、防災リュックは別に用意していて、コンパクトにたためるダウンジャケットと、キャンドルを入れているそうです。

パスポートケースには、お薬手帳や保険証、通帳などの大切なものを全部まとめ、いつ地震が来てもいいように、寝るときはバッグに入れているそうです。 

 独身の頃は、死ぬときは死ぬんだしと思っていたので、防災グッズのことなんてまったく考えていませんでした。でも、結婚して家族ができると、もしものことがあったら夫に申し訳が立ちませんし、勝手に死ねないという責任感が出てきました。自分ができる範囲の下準備は全部しておく。あのとき、あれをしておけばよかったと後悔するのだけはイヤなんです。

 株式会社幻冬舎発行 だいたひかる著『生きるために、捨ててみた。』(2021年)より引用、以下同じ

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今年、桜が咲いたころ、初めてイケア(IKEA)に行きました。

イケア港北がオープンして約15年になるのに、どういうわけか行けておらず、爆買いするかなと構えていました。

ところが結果は、手土産にした食品のほかは、自分用にキッチン用品を3点購入したのみでした。

↓画像はTwitterの使い回しです↓

数百円のものばかりですが、毎日愛用しています。

時計とまな板は買い足したいくらい。

無職になって、少しは買い物上手になったような(汗)。

 

もう働いていたときのようにモノは買えないので、あるものを生かすことはよく考えます。

とはいえ、今は断捨離中ですから、捨てることが中心ですね。

基本的に新しモノ好きなので、モノの新陳代謝を図っていく方向でやっていくことになると思います。

 

防災グッズについては、何とかしなきゃと言いつつ、何にもしてないダメな私。

腰が重いのはもちろんですが、自分と家族が生活するのに最低限必要なものがわかってないのかもしれません。

自分に何かあったときにできるだけ迷惑をかけないようにしたいのは、だいたさんと同じですが、それがきちんとできているだいたさんは立派です。

”買うのは、長く着られる服と面倒なことを避けられる服”

乳がんを患ったこともあり、普段はサロペットばかり着ているだいたさん。

仕事ではスタイリストをつけておらず、昔はコーディネイトに悩まなくていいようマネキン買いをしていたそうです。

しかし、最近は不要なものまでついてくるマネキン買いはやめて、必要で長く着られるものを慎重に選んでいるそうです。

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前にもブログに書きましたが、テレビの断捨離番組を見て驚くのは、衣類の多さです。

小説家の村上春樹氏が、”おしゃれな人で、持っている服の数が少ない人に会ったことがない”というようなことをおっしゃっていましたが、おしゃれな人は服が多くてもそれなりに整理してあることが多いように思います。

ただただ服の数が多い人は、いつも同じ格好をしているから、服が死蔵してしまうのではないかと思うのですが。

かく言う私は、いつも同じ格好が落ち着きます。

ですが、いつも同じ服ばかりというわけにはいかず、先日半袖の服を買いました。

これで当分服には困らないと思っていたのですが、買った途端に梅雨寒が続き、着る服がないと嘆く日々です。

”ストック目当てにモノを買わない”

親譲りのストック癖のあるだいたさんですが、今はなくなったら買いに行けばいいと気づいたそうです。

手術や抗がん剤治療で体がだるくて何もできないこともあって、家にストックがないと不安だったことが影響したらしいのですが。

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普段使っているものがセールだと、つい買ってしまいますよね。

ポイント◯倍デーにも釣られてしまいます。

ですが、ストックは基本1〜2つまで。

それ以上あると、新製品や他のメーカーのものを使ってみたいときに、足かせになるからです。

飽きっぽい私は、ストックを使い切る自信がありません。

ですが、だいたさんと同様、ストックすることで安心感を得ることはメリットだと思うのです。

 

またね。