ずずぶろぐ

ていねいでない暮らし

【エイジング】認知症家族の会話は通じすぎる

こんにちは、ずず(zuzu)です。

昨日、久しぶりに年下の知人A子ちゃんとおしゃべりをしました。

A子ちゃんは実の両親と同居していますが、しばらく前からお母さんの認知症を疑っていました。

今考えると余計なことですが、

「介護認定してもらうといいよ〜そうすれば介護サービスが受けられるから」

と私はずっと言い続けていました。

するとA子ちゃんは、

「頑固なうちの母にそれを言うと怒り狂うと思う…」

とあきらめていたのです。

 

ところが、A子ちゃんのお母さんはついに介護認定を受け、'要介護1'の判定を受けたとのこと。

認知症の'要介護1'は経験上様子がわかるので、あーだよね、そーだよねと話は尽きず…

A子ちゃんは自分の大変さを友人たちに愚痴るも、認知症の介護の経験がない人は"そーなんだ、大変だね"と口では言ってくれるものの、他人事でわかってもらえないと感じるそう。

なので、'要介護1'といえば"カー"と返ってくる人との会話がストレス解消になるんだとか。

A子ちゃんは旦那さんとお子さんは手がかからないと言いますが、犬猫の世話と自身のダブルワークでフル回転、私にはとてもこなせない量の仕事や家事をこなしています。

そこにお母さんの軽度の認知症が加わると、これまでできていたことがうまく回らなくなり、イライラしてしまうのは手に取るように理解できます。

 

A子ちゃんの次の目標は、お母さんをデイサービスに通わせること。

「そんなところには絶対に行かない」

と言うであろうお母さんをどうやって通わせるか。

ずっと控えめに生きてきた女性をデイサービスに通わせるのは、難しいと思います。

お母さんは介護認定を受けたことを知ると、

「お前が余計なことをするから」

とA子ちゃんを怒ったそうなので、抵抗されるでしょうね。

また、お母さんは普段、

「美味しいものが食べたい」

とよく言うそうなので、デイサービスをランチとおやつを食べに行くところと思わせるのが良いかもしれません。

うちの母曰く、

「(デイサービスに通っている人は)みんな残さず食べてるよ」

と言っていました。

とはいえ、最初の一歩は本当に難しい…

 

A子ちゃんには私にどんどん愚痴をこぼしてほしいと思います。

私もうちの母の愚痴をどんどん語ります。

そうすれば玉石混交の情報が入ってきますからね。

またね。