こんにちは、ずず(zuzu)です。
長年ずっと観たかったドキュメンターリー映画『スーパーサイズ・ミー』をAmazonプライムビデオでようやく視聴しました。
ダイエットに挫折して元の体重に戻ってしまったので、起爆剤となればと期待を込めて(笑)
感想は、楽しくてわかりやすく、オシャレでもあり、めちゃくちゃ良かったです。
何度も繰り返し観ることになると思います。
内容については鑑賞済みの方が多いと思いますので、私が面白いなーと思ったポイントを箇条書きにしていきますね。
専門家の意見が聴けた
複数の医師や栄養士、学者などエキスパートが顔出しで出演していて信頼が置けましたし、勉強になりました。
バスキン・ロビンスの創設者の子孫まで出演していて、この作品に多くの人が賛同したことがわかりました。
フフフと思ったのは、30日間マクドナルドしか食べない実験をするモーガン・スパーロックの恋人の女性がヴィーガンで、いかにもな美しい食事を用意するシーンがあったりしますが、モーガンは人体実験終了後も菜食主義者にはならないと言っていることです(笑)
依存性のある食べ物
食べれば食べるほどもっと食べたくなる、依存性のあるジャンクフード。
食べなければ気持ちが落ち込み、食べれば少しハイになる。
こうなると中毒ですよね。
しかも1ヶ月もしないうちに、禁断症状のようなものが現れるという恐怖…
知ってはいましたが、チーズにも依存性があるというのは、チーズ好きとしては悲しすぎます。
子どものときからファンにする戦略
これはマックに限らずで、よく知られていることですが、幼いころから味に慣れさせることで、生涯いつでもどこでもマックならマックを食べてもらえるように洗脳しているんですね。
景品作戦や、遊具の併設など、親も子も喜ぶサービスを用意することで、外食はマックにという習慣が出来上がるわけです。
私の友人は子どもが小さかったころ、モスバーガーに行きたくても、子どもの希望でいつもマックになるとぼやいていました。
当時はマックが激安だったので、経済的には助かると言っていましたが(笑)
マックで選ぶべきメニューがわかった(?)
今後、マックナゲットに限らず、チキンナゲット系は避けようと思います。
私は小腹が空くと、甘いものより塩辛いものが食べたいほうで、ファストフード店ではそんなときはフライドポテト(小)やナゲットを注文してしまいがちなので。
作品中に、毎日ビッグマックを食べるドン・ゴースクという男性が出て来ますが、マックフライポテトを食べないので太っていないんですね。
揚げ物ってどんだけ体に悪いんだ、と思いますが、食べ応えがあるし、何より美味しいから困る…
ビッグマックは食べたことがないので、危険を承知で試してみようかなーと思いました。
飲み物はもちろんプレミアムローストコーヒーのブラックで。
家の近所ではスタバが混んでいて、反動でマックが空いているので、上手にマックを使っていきたいです。
クイーンの大好きな曲が!
全般的に作品のセンス、ユーモア、探究心などが好みでした。
音楽では、クイーンの『ファット・ボトムド・ガール』が挿入されていて、心躍りました。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』以前にクイーンが使われていると、ニヤけてしまいます。
ウィスコンシン州の公立高校の取り組みに共感
アメリカでも日本と同じく、学校給食は入札で落札した業者に委託することが多いようです。
すると、経費を下げるため、どうしても質が低下してしまいます。
また、食品会社が給食から莫大な利益を得ているせいで、冷凍食品や加工食品が多くなるようです。
ところが、問題児や不登校児が集まるウィスコンシン州のとある公立高校では、抵抗勢力に負けず手作りの給食を提供することで、生徒が落ち着いてきたといいます。
見るからに美味しそうで、生野菜は新鮮で、ボリュームたっぷりの給食。
飲み物も種類が豊富です。
1日に1回でもバランスの取れた食事をたっぷり摂ることが、どれほど心身の安定に影響するのか、食事の時間が楽しみということが励みになるのか、理解できました。
で、日々の食事作りをもっと頑張ろうと思いました(思っただけ…)。
テキサス州の例に笑った
テキサス州のマックでは、モーガンは大きいサイズを勧められることが多く、クルーからはほとんどの客がサイズアップするということを聞きました。
テキサス州は全米で肥満者の多い地域だそうです。
統計を調べてみると、南部の州を中心に、中西部の州も肥満率が高いようです。
脂っこい伝統料理のせいか、それとも住民の意識の低さが原因か。
土地柄とはいえ、食習慣を変えることはなかなか難しいことですよね。
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メンフィス・メフィアのメンバーで一番の巨漢、ラマー・ファイクはテキサス州の出身でした。
偶然かもしれませんが、面白い例です。
とはいえ、今は人のことより自分の肥満をどうにかしたいので、久々にダイエットの動機づけとなる作品を観れて本当によかったです。
またね。