こんにちは、ずず(zuzu)です。
マクドナルドを30日間食べ続けたドキュメンタリー映画『スーパーサイズ・ミー』を観て、単純に楽しみ、考え、影響を受けたため、さっそく続編をアマゾンプライムビデオで視聴しました。
『スーパーサイズ・ミー2 ホーリー・チキン』です。
監督兼主演のモーガン・スパーロックが、前作と同様に体当たりでファストフード業界に挑むドキュメンタリー映画です。
前作はマクドナルドを30日間食べ続けるという企画でしたが、今作はなんとモーガン自身がファストフード店を企画し開店するまでの実録です。
きっかけは、『スーパーサイズ・ミー』以降、ファストフードはヘルシーの方向を向いているという、1通のメールでした。
ファストフードがヘルシーとはにわかに信じがたいモーガンが、それなら自分でファストフード店を立ち上げて確かめるという、荒唐無稽なプランを企てます。
そして、実際にオハイオ州に店舗をオープンさせ、そこにたどり着くまでに知り得た食品業界の闇(今作では鶏肉業界)を、ユーモラスに情報発信するのです。
アメリカの鶏肉業界は、中心組織と鶏肉業者が結託して、養鶏業者をランク付けして競わせ、買取価格をコントロールしていました。
買取価格は必ずしも鶏の質ではなく、大人の事情により操作されているようでした。
取材に応じ、映画に出演したアラバマ州の養鶏農家のご家族には、感謝しかありません。
映画公開後、ご家族に起こったことは本当にお気の毒です。
前作に劣らず、今作もとても興味深かったです。
深刻なテーマにユーモアを交えるところが好みですし、観終わったあとに自然と意識改革ができました。
第3弾に期待して。
またね。