先週、今年初めてのエレクトーンのレッスンに行ってきました。
先生とお正月どう過ごしたかなどを雑談したのち、
先生「zuzuさんって、コロナの前から教室に通っていましたよね?ね?ね?」
私「先生、コロナってもう3年になりますよ(私はレッスンを初めてまだ2年目です)…」
先生「えっ、そうでしたっけ? ということは、お互い顔を知らないってことですよね?」
私「そうです。教室は密室なので、コロナが終息してもずっとマスクで来るつもりです(笑)」
と、話題はいつものコロナに移りました。
そして、新曲を披露しました。
初めは久石譲さんの『旅立ち』から。
ミスは最小限で最後まで弾けました。
しかし先生からは、[Bメロ]の三連符のリズムが違っていたところがあったことと、右手のスラーが途切れてしまっているとの指摘がありました。
三連符はイマイチ自信がなくて、何となーく弾いていたことを、先生はお見通しでした。
右手のスラーに関しては、左手の和音に気を取られて、ほとんど意識していませんでした。
楽譜を見ながらこの記事を書いていると、なるほどな、と思いますね…
先生にピアノで伴奏してもらいながら何度か[Bメロ]を練習しましたが、当然合格はお預けです。
次はシャンソン『パリの空の下』を弾きました。
こちらも年末年始、3週間練習した成果が出たのか、ミスが少なくて、自分的には満足でした。
ところが…
先生「フォルテでエクスプレッションペダルをしっかり踏み込みましたか?」
私「いいえ、奥まで踏んでいませんでした」
先生「やっぱり。どうも演奏が平坦な感じがしたから…」
私「間違ってしまうと目立つと思う気持ちがあって…」
先生の指摘は、こちらも右手のメロディーでした。
先生がレジストをチェックすると、8級レベルのためタッチトーンはほとんど使われていませんでしたが、これから級が上がって苦労する前に、イニシャルタッチとアフタータッチを意識した弾き方をしたほうがいいとのこと。
このことは何度も言われていますが、レジストにタッチトーンがほとんど反映されていないので、タッチを気にすることは難しい。
例えば、[Aメロ]の、
[ラレミ|ファーソ|ラソファ|ミレド|シーー|ラーー|ソーー|――・]
では、
[ラレミ|ファーソ]
の最初の音[ラ]が私の場合、入り方が強すぎるので、そっと入ってアフタータッチを効かせながら、同じ圧で弾くようにとのこと。
繊細さに欠けるのは、生まれ持った性分としか言いようがありませんが、修正したいと思います。
[ラソファ|ミレド]
では、少し力を抜きながら下がってくるとよいそうです。
[シーー|ラーー|ソーー|――・]
も音の上下でタッチを強めたり弱めたりしながらスラーを意識して、右手を歌わせるように弾いてみましょうと。
そして、[Aメロ]を繰り返して弾きましたが、『パリの空の下』も合格は次週以降となりました。
はー、右手ねえ…
少し前から自分で決めた、苦手なベース克服のための練習法、<その日初めて曲を弾く前に、左手とベースを合わせた伴奏を3回弾く>ことを守っています。
今回のレッスンではベースのミスが減って、一応その成果が出たので、自分としては満足でした。
ですが、今度は右手がしっかり歌えていないとの指摘をもらってしまいました。
あちらを立てれば、こちらが立たず、の典型的な事例…
ということで、ナット・キング・コールの『ラブ』は時間切れでお披露目できず。
先生には、練習していたのは内緒にしておきました。
何かの拍子に、
私「新エレクトーン・レパートリーの8級は、9級に比べて易しいような気がします」
先生「子どもの生徒たちもみんなそう言うんです。9級の曲は難しいと言いますね」
私「9級の『もののけ姫』なんて、ものすごく難しかったです。まあ、慣れて少しは上達したので、そう感じるのかもしれませんが(←自分で言う)」
先生「8級のグレード試験では7級の曲を弾くことができるので、これからは7級も練習しましょう♪」
私「…9級の試験で8級の曲を弾いて撃沈したので、8級は8級の曲でいきます」
と言いつつ、7級にいい曲ないかな〜と検索している私は、ポジティブです(笑)
またね。