こんにちは、ずず(zuzu)です。
先日公開された映画『エルヴィス』を鑑賞して、ブログにレビューを書きました。
zuzuzblog.hatenablog.comその後、BS朝日『町山智浩のアメリカの今を知るTV In Association WIth CNN』の2022年7月21日放送分で、エルヴィス・プレスリーの特集が放送されました。(7月14日放送の続編のようです)。
映画の記憶はすでに遠のいていましたが、『町山智浩のアメリカの今を知る』を観たら、映像がよみがえってきて胸がいっぱいになりました。
テネシー州メンフィスに今も実在する、エルヴィスが42歳で亡くなるまで20年間暮らした豪邸グレイスランドや、同じくメンフィスに当時のまま保存されている、エルヴィスが有償で初めて歌をレコーディングしたサン・スタジオなどが、映画そのものなのです。
なので、映画の撮影はメンフィスで行われたのだと思いましたが、念のためググってみると、撮影はオーストラリアで行われており、セットが使われたようです。
セットはよくできていたと思いますが、お金がかかっていますよね。
映画がヒットするといいのですが…
映画のヒット祈願は、グレイスランドの存続という面でも重要だと思います。
今も(コロナ禍は別として)世界中から観光客がやってくるそうですが、エルヴィスの人気がいつまで続くのか心配です。
”エルヴィス・プレスリーって誰?”って人ばかりになる日が来るのが怖いのです。
そういう意味では、伝記映画を撮るのは効果的ですよね。
エルヴィスは政治的なことを歌にしないことで、非難される風潮があったらしいのですが、番組の最後に町山氏が、そうではなかったと力説していました。
映画では、エルヴィスがTVのクリスマス番組に出演する際、マネージャーのパーカー大佐から”お前はジングルベルを歌っていればいい”というようなことを言われていましたね。
でも、エルヴィスはジングルベルを歌わなかった。
そのシーンがこちら↓
キング牧師の”I Have a Dream”対し、”If I Can Dream”という歌で返していました。
この動画↑にたどり着かなかったら、町山氏の熱弁が映画とつながらなかったと思います。
名画は解説がなければ理解できないのと同じでは?
まだまだだな、私。
それにしても、すごくいい曲と歌唱で、泣けます。
デビューしたてのロックンロールなエルヴィスはもちろん素敵ですが、バラードを歌い上げる往年のエルヴィスも味わい深い。
生粋のスターなんですね。
今になって映画の感動がじわじわと押し寄せてきています。
筋肉痛が翌日以降にくるように(笑)
『町山智浩のアメリカの今を知るTV In Association WIth CNN』は、アメリカの現代社会をわかりやすく伝えてくれるドキュメンタリーで、とても面白いですね。
今回、町山氏がサン・スタジオで、当時のスタンドマイクを使って歌ったのが『Blue Suede Shoes』でした(笑)
エルヴィスの数多のヒット曲の中で、口ずさむのは『ブルー・スウェード・シューズ』(笑)
日本人はどうも『ブルー・スウェード・シューズ』がお好きのようです(笑)
またね。