こんにちは、ずず(zuzu)です。
行き詰まりを感じていたエレクトーンですが、気持ちが前向きになってきました。
『メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス』はいまだ[intro]が未完成ではあるものの、グレード試験の課題曲にしようかなと思うほどハマりつつあります。
二度と観るつもりのなかった映画『戦場のメリークリスマス』でしたが、先日亡くなった坂本龍一氏への追悼の意を込めてAmazonプライムで視聴しました。
すると、若いときには咀嚼できておらず、歳を重ねたことで作品を理解できたような気がしました。
そういえば、楽譜集の<演奏のポイント>をチェックしていませんでした。
メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス
大島渚が監督・脚本を手掛けた1983年公開の映画『戦場のメリー・クリスマス』の主題歌。戦争を背景に繰り広げられる、さまざまな人間模様を描いた作品で、作曲した坂本龍一もキャストとして登場した話題作です。繊細なイントロから、深みを増し展開していく美しい旋律が印象深い名曲です。
[A]のメロディーは、ピアノを中心とした音色をイメージしています。しっかりした打鍵で演奏してください。[B]は、レガート奏で抑揚に気をつけて演奏すると、まとまった演奏ができるでしょう。左手とベースは、長い音価の音が多いのですが、ゆったりとしたリズムを感じて弾くことを忘れないようにしましょう。
あわわ、赤字の部分は、先日のレッスンで先生から指摘を受けたことがそのまま書いてあるではないですか(笑)
長い間、『戦メリ』は陰気な戦争映画で、主題歌は辛気臭い曲と思い続けていました。
ある意味ではそうだと思いますが、今は映画も音楽も崇高な芸術作品だと感じています。
曲の勝手な解釈は、
[Intro]は現実から夢への導入部分で、
[Aメロ]は夢と現実の間で、熱帯のジャングルを彷徨いながら行進していて、
[Bメロ]は白昼夢で束の間の幸福、つまりクリスマス、
[Cメロ]で現実に還ろうとする、
今のところそんなイメージで弾いています。
優れた映画音楽は、当然ながら映画を観たほうが気持ちを込めやすいですね。
『もののけ姫』と『慕情』は、結局鑑賞しないままなので反省しています。
『禁じられた遊び』は、『愛のロマンス』のメロディーを脳内で再生しただけで泣けてくるので、鑑賞は無理かなと。
またね。