こんにちは、ずず(zuzu)です。
エレクトーンのレッスンは、年末年始の関係で2週お休みです。
昨年末は、クリスマスソングを数曲練習しましたが、レジストの作成で精根尽き、初めての左右のフットスイッチには、文字どおり右往左往しました。
幸い、クリスマス直前の2022年最終レッスンで、クリスマスソングは全曲合格できたので、ご無沙汰していたグレード試験の課題曲の練習を始めました。
8級は選り好みせず、楽譜集の順番どおりに弾いていく予定でした。
最初の曲『ロンドンデリーの歌』はすでに合格しているので、次は坂本龍一さんの『メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス』に挑戦するつもりでしたが、新年のレッスンでいきなりクリスマスの曲を弾くのはいかがなものかと、スルーすることに。
次の曲は、小学校の音楽の授業で習った『夏の思い出』ですが、新年早々夏の曲を弾くのもどうかと、こちらもパス。
その次の曲は、久石譲さんの『旅立ち』です。
こちらは大昔、私が唯一観たジブリ『魔女の宅急便』の挿入歌ですが、これまでエレクトーンで弾いた久石ソング『もののけ姫』や『Summer』と比較して、メロディーが親しみやすくていい曲だな〜と感じました。
もちろん、この曲は練習することにしました。
その次は、『パリの空の下』という曲です。
全く知らない曲でしたが、楽譜を見ながら弾いてみると、9級で弾いた『ラ・クンパルシータ』のような雰囲気の曲でした。
動画で原曲を聴いてみたところ、クラシカルなシャンソンで、正直"古っ"と思いました。
でも古臭いけど悪くはない、年末年始で弾いてみようと思いました。
その次の曲は、ナット・キング・コールの『ラブ』です。
同じく楽譜を見ながら弾いてみて、ポピュラーなタイプのジャズかなと思いました。
こちらも動画を視聴すると、イラッとするくらい思ったよりゆっくりの曲でしたが、ナット・キング・コールの美声と歌の上手さには驚きました。
これまで人生で聴いた中で、一番バランスの良い、魅力的な歌唱力の持ち主かもしれません。
こちらも練習することに決め、新年のレッスンまでの3週間で3曲仕上げることにしました。
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ここからは、各々の曲の演奏のポイントと、練習の進捗を書いていきます。
旅立ち
1989年に公開された映画『魔女の宅急便』より。角野栄子の童話を原作に、宮崎駿が脚本・監督を担当した作品です。魔女の修行で新しい街へと旅立つ、主人公"キキ"の期待感が伝わってくるような、さわやかな曲です。
[Intro]、[A]の左手の分散和音はツブをそろえ、1つのまとまりに感じてください。あくまでも伴奏ですので、力を入れすぎることなく、メロディーのフレーズを優先しつつていねいに演奏しましょう。[B]からは伴奏型が変わります。8分音符が短くなりすぎないように注意してください。
3曲の新曲の中では、一番親しみやすいメロディーです。
最初、くり返し記号がよくわからなくて(実はくり返し記号が苦手)、理解するまでに時間がかかりました。
楽譜自体はそれほど難しくなく、たどたどしくはあるものの、わりとすぐに通して弾けるようになりました。
解説にあるとおり、左手は[Bメロ]を除き分散和音なので、一見すると9級の課題曲で弾いた『ホール・ニュー・ワールド』のイントロとラストと似ているかなと思いましたが、勝手が違いました。
美しいメロディーではあるのですが、『ホール・ニュー・ワールド』のような極端とも言える盛り上がりがないのは、日本の曲だからでしょうか(笑)
曲の中で強弱がそれほどなく、♩=95とゆったりとしているので、実は苦手なタイプの曲です。
[Bメロ]の右手の3連符は、3週間"これでいいのかな?"と思いながら弾いていました。
ただ、解説には"キキの期待感が伝わってくるような、さわやかな曲"とありますが、この曲の魅力は、期待と同時にある"不安"にあると思うのです。
なので、ガンガン弾くのではなく、ていねいに弾くようにはしたいと思っています。
ともかく、もう少し弾き込むことが必要のようです。
続きは次回になります。
またね。