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【ドキュメンタリー】ハリー&メーガン(2022年) エピソード5の感想など<その2>

こんにちは、ずず(zuzu)です。

Netflixオリジナルドキュメンタリー『ハリー&メーガン』エピソード5についての感想などの続きを書きますね。

zuzuzblog.hatenablog.com


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エピソード5つづき

2019年のクリスマスはサンドリンガムで過ごさなかったハリー&メーガンでしたが、翌月には故エリザベス女王が召集する家族会議に出席するため、ハリー王子はサンドリンガムに飛びました。

家族の大切な話をするときは、王宮ではなく私邸で、ということなのでしょうか。

ここにメーガン妃は出席することを許されませんでした。

ハリー王子はマスコミに勝手に公表された、将来の方向性を示した提案書を持参しましたが、現地では5つの選択肢を見せられました。

第1案は変更なし、第5案は全面撤回で、ハリー王子は折衷案である第3案、つまり、経済的自立をしつつ女王陛下に仕えるという案を選択しました。

しかし、そこは議論の場ではないということがすぐにわかりました。

兄ウィリアム皇太子はハリー王子を怒鳴りつけ、父チャールズ国王は真実ではないことを言い、故エリザベス女王は黙っていたそうです。

ハリー王子がサンドリンガムから出る車の中では、兄が弟をいじめたという記事を握りつぶすために、兄弟で共同声明を出すという話が出ました。

ハリー王子は返事をしていないにも関わらず、勝手に兄弟の友好的関係を表明する報道がなされたのです。

兄のためなら(王室は)何でも協力するが、自分たちは3年間何もしてもらえなかった…

そう悟ったふたりは、国外脱出及び公務引退を決めました。

 

報道だけでなく、SNSでのネガティブキャンペーンも勢いを増していました。

ツイッターを調査したところ、ヘイトを行っていたのは少数のアカウントで、白人女性で主婦だということが判明しました。

しかも彼(彼女)らは連携していたとか。

驚くことに、そこにはメーガン妃の異母姉サマンサもいたのです。

YouTubeで顔出しして批判する3人の女性も映し出されました。

素敵なインテリアをバックに、ロングヘアを整えて、濃いめのメイクでファッショナブルな30代前後と思しき女性たちが、堂々とヘイトしているのです。

 

メーガン妃はヘイトを行うマスコミや一般人を、退屈だから?、自社の利益のため?、人生に不満だから?、と問いかけます。

恐怖を与えることで、公的存在になることから身を引けというシグナルだと指摘する人物も登場します。

瞑想の指導者は、自分は良い人間だ、言われていることは違う、と主張するのは、獣の餌食になっているのと同じだとふたりを諭します。

 

メーガン妃はまた、恋愛でみんなのハリーを奪ったから非難されるとも考えていました。

しかしそれは、田舎でも都会でも王室でも同じだとも。

何かが(好ましくない方向に)変わると、人のせいにして自分を正当化する。

そのターゲットが自分だったと。

 

ハリー王子は、イギリスの君主制度から連邦国が脱退する動きがあることを懸念していました。

連邦国は有色人種は大半を占めます。

彼らと似た肌の色を持つメーガン妃が果たす役割があったであろうと語ります。

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出る杭は打たれる。

王室のプライバシー侵害については、本当にお気の毒だと思います。

誹謗中傷については、王室に限らずどこでも誰にでも起こり得ることなので、訴えたところで抑止にはなっても大した解決策にはならないので、スルー力を鍛えるしかないのかもしれません。

 

YouTubeで誹謗中傷する、そこそこキレイめの女性たちには本当に驚きました。

私たちのハリーが、年上で離婚歴のある有色人種のアメリカ女に奪われたのが悔しくてならない、といった負の感情をむき出しにしているのです。

退屈で満たされない、自分が思うほど評価されていないと感じている女性たちなのでしょうか。

 

結局は赤毛が排除されたという事実。

個人的には、いつか和解するときが来ることを祈っています。

またね。