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【本/推し】『ELVIS What Happened?』第8章の感想など<その5>

こんにちは、ずず(zuzu)です。

今日も『Elvis:What Happened?』第8章の感想などを書きますね。

銃を何百丁も所有していたエルヴィスですが、それらは完全に合法のもので、ご丁寧に全て登録していたそうです。

エルヴィスは、法を執行する機関との関係づくりに骨を折っていました。

しかしそれは、レッド/ソニー・ウェストやデイヴ・ヘブラーによると、何かをもみ消したりするためではなく、ただ警官であることに感銘を受けていたからだそうです。

それゆえ、法の権威が頭から離れず、警察の制服やバッジをたくさん収集したとか。

 

エルヴィスは長年、メンフィス市が属するシェルビー郡の、正規の保安官のバッジを交付されていました。

保安官のバッジは、レッド、ソニー、デイヴも含め、ボディガード全員が所持していましたが、それは本物のバッジで、銃の携帯が許されたそうです。

エルヴィスは名誉(職)のバッジには全く興味を示さず、名誉職への任命の提案は無視していました。

映画『エルヴィスとニクソン』では、大統領執務室でエルヴィスが仲間たちとの集合写真をニクソン大統領に見せるシーンがあります。

その写真はおそらく、エルヴィスを12人の仲間が保安官のバッジを持って囲んだ記念写真だと思います。

写真の中で、エルヴィスを含め全員がネクタイをしているのが奇跡のようです(笑)

また、同映画の中では、麻薬取締局の出先機関でオモチャのバッジを勧められ、エルヴィスが気分を害して退席するシーンがありますが、それはエルヴィスが本物のバッジを欲していたことを象徴したものですね。

ちなみに、保安官のバッジは、エルヴィスの主治医Dr.ニックにも交付されたらしいですが、それはどうかと…(←今日はこれが言いたかった、笑)

 

今回はここまで。

第8章の感想はあと1回で終わりにする予定です。

お付き合いいただけるとうれしいです。

またね。