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【本/推し】『ELVIS What Happened?』第9章の後の写真の感想など

こんにちは、ずず(zuzu)です。

『Elvis:What Happened?』の第9章の終わりに6枚の写真が掲載されていて、おおっとなりました。

電子書籍では紙の本と違い、基本的に先のページをめくることがないので、ちょっとしたサプライズでした。

とはいえ、いずれの写真もネット上で見覚えがありましたが…

 

1枚目の写真は、本書の著者である三銃士が、武装して腕組みして写っています。

容姿がほとんど変わらないのはデイヴ・ヘブラーで、レッド・ウェストは年なりに自然に変化していますが、ソニー・ウェストは森のクマさんのように長髪で髭をたくわえていて、ちょっとコワいです。

ソニーはその時々でイメチェンするのが好きだったのかわかりませんが、個人的にはホワイトハウスでの笑顔のソニーがピカイチだと思います。

 

2枚目の写真は、エルヴィスが9歳のときの家族写真です。

9歳のエルヴィスは天使そのもの♡

エルヴィスが9歳だとすると、父ヴァーノンはまだ20代ですが、特段若いといった感じではなく、加齢により容姿が劇的に変化しないタイプだと思います。

母グラディスは30歳を過ぎたころで、とても愛らしくて上品な、レッド・ウェストが言うとおり美しい女性です。

 

3枚目は、カウボーイの格好をした、13歳のエルヴィス。

メンフィスに転居したころです。

すでに長身のような感じがします。

 

4枚目は、ブレイク寸前の21歳のエルヴィス。

まだ、髪を黒く染めていないので、なんだか違和感があります。

 

5枚目は、1958年にエルヴィスが陸軍に入隊する前日の家族写真。

グラディスはかなり太っています。

説明文には、その年の8月にグラディスが亡くなったとあります。

 

6枚目は、1959年に陸軍で訓練中のエルヴィスです。

 

しかし、『Elvis:What Happened?』は、プレスリー側から金銭と引き換えに、出版の差し止めの申し出があった暴露本です。

その本に、プレスリー家の肖像が堂々と掲載されていていいのかと、現代の常識と照らすとモラルの低さを感じます。

1977年の出版当時は、そのへんのルールは緩かったのでしょうけど。

 

ただね…

2枚目の写真を見て、9歳のエルヴィスは両親の元ですくすく成長していたと思うけど、9歳のリサ・マリーは、平素は離れて暮らす父親が、ある日突然病死したのですよね。

その日、大人たちが悲しみにくれる中、リサ・マリーは余計な心配をかけまいと、(無邪気を装い)友だちと遊んでいたと、プリシラは『Elvis and Me』で語っていました。

そんなことを考えながら、自分と年齢や身長が同じくらいのリサ・マリーが、54歳で逝ってしまったことがあまりにショックでうろたえる私です。

またね。