こんにちは、ずず(zuzu)です。
『Elvis:What Happened?』の第7章の感想、まだ終わっていません(笑)
先日の続きですが、著者のひとりであるデイヴ・ヘブラーは、エルヴィス・プレスリーに気に入られ、出会ってからまもなく、突然高級車を贈られます。
その後デイヴは、世界中から愛好家が集まる空手の大会で、エルヴィスとデイブの師匠であるエド・パーカーの窮地を見事に救いました。
しかし、エルヴィスは空手の団体に泥を塗ったわけで、エドとは一時不仲になってしまい、デイヴも快くは思っていませんでした。
そのころ、レッド/ソニー・ウェストのふたりはエルヴィスに、デイヴがうまく対処していなければエルヴィスの悪い評判が立っていただろうと話したそうです。
するとエルヴィスはなんと、自分は全てお見通したっだように振る舞い、
「俺をみくびるな、デイヴは初めてあったときから、そういう男だと知っていた。前からこうなることはわかっていた。だからずっと前に車をあげたんだ、わかるだろ?」
ってな感じで、自分は過去や未来、神とコミュニケーションできる特別な力を持っていると、心底信じていたらしいのです。
ホンマかいな…
それがたとえ突拍子もない話であっても、レッドですら、エルヴィスに超人的な能力ないとは完全には信じていなかったとのこと。
デイヴは関して言えば、エルヴィスには何か特別なものがあると信じずにはいられなかったらしく…
みんな大丈夫か?と笑ってしまいました。
しかし、エルヴィスにはそう思わせる、教祖様のようなオーラがあったのだから仕方ないか(笑)
そして、デイヴは自然にエルヴィスのもとで働くようになりました。
1974年7月、ビバリーヒルズのエルヴィスの自宅前の芝生で、デイヴがレッドに空手を教えていました。
なんだか、武士が剣の自主練をしているみたいで微笑ましいですね(笑)
そこにゴキゲンなエルヴィスが現れ、銃が大嫌いなデイヴに銃口を向けたのです。
もしかしてラリってた?
レッドは、南部では銃は子どものころから身近な存在だと言いつつも、
「エルヴィスの銃への執着は変質的だ、つまりエルヴィスは変態だ」
と言っています。
続く第8章では、エルヴィスの銃の扱いについてが書かれています。
またね。