こんにちは、ずず(zuzu)です。
昨日に引き続き、映画『エルヴィスとニクソン』について私見を述べたいと思います。
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英語が苦手な私は、もちろん日本語字幕で鑑賞しています。
字幕はアマゾンのオリジナルでしょうか?
エルヴィス・プレスリーが任命を望んだ"無任所連邦捜査官"は馴染みがない役職ですが、目で見てわかる日本語で、すんなり入ってきました。
あと、ジェリー・シリングがエルヴィスの父ヴァーノンに言及するとき、エルヴィスに"ヴァーノンは?"と聞くのではなく、”親父さんは?”と聞いていたのがなんだか新鮮で、いい訳だなーと個人的に思いました。
そんな感じで、字幕はとても気に入っているのですが、気になるところもありました。
エルヴィスとニクソン大統領の面会シーンでは、エルヴィスがビートルズ、特にジョン・レノンを嫌っていたという有名なエピソードが引用されていました。
ニクソンにはふたりの娘がいることを、エルヴィスは大統領執務室内の写真で確認します。
娘のためにサインを求められて、"ジュリーへ"とサインした後、エルヴィスは”もうひとりの娘さんの分は?”とたずねました。
するとニクソンは、”ビーチボーイズのファンらしい”と答えます。
エルヴィスはニヤリとして、"ビーチ・ボーイズか、悪くはない"と返しました。
この"悪くはない"のところ、エルヴィスは"グッド・ヴァイブレーションズ"って言ってるんですよね。
つまり、エルヴィスはさりげないダジャレで返しているのです。
ビートルズじゃなくてビーチボーイズだから"悪くはない"と言うのと、ビーチ・ボーイズの代表曲"グッド・バイブレーション"をかけているんですよね。
なのでここは、
い い ね
”ビーチボーイズ、グッド・バイブレーション”
とやってほしかったです。
生意気でごめんなさい。
今回あらためてビーチボーイズの『グッド・バイブレーション』を視聴して、10代の頃には理解できなかった凝ったコーラスやサウンド、それに何とも言えない不思議なメロディーが耳に残りました。
なんかいいことが起こりそうな、そんな曲ですね。
またね。