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【映画/推し】『エルヴィスとニクソン 〜写真に隠された真実〜』(2016年)<その7>グッド・バイブレーションは「悪くはない」!?

こんにちは、ずず(zuzu)です。

昨日に引き続き、映画『エルヴィスとニクソン』について私見を述べたいと思います。

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英語が苦手な私は、もちろん日本語字幕で鑑賞しています。

字幕はアマゾンのオリジナルでしょうか?

エルヴィス・プレスリーが任命を望んだ"無任所連邦捜査官"は馴染みがない役職ですが、目で見てわかる日本語で、すんなり入ってきました。

あと、ジェリー・シリングがエルヴィスの父ヴァーノンに言及するとき、エルヴィスに"ヴァーノンは?"と聞くのではなく、”親父さんは?”と聞いていたのがなんだか新鮮で、いい訳だなーと個人的に思いました。

そんな感じで、字幕はとても気に入っているのですが、気になるところもありました。

 

エルヴィスとニクソン大統領の面会シーンでは、エルヴィスがビートルズ、特にジョン・レノンを嫌っていたという有名なエピソードが引用されていました。

ニクソンにはふたりの娘がいることを、エルヴィスは大統領執務室内の写真で確認します。

娘のためにサインを求められて、"ジュリーへ"とサインした後、エルヴィスは”もうひとりの娘さんの分は?”とたずねました。

するとニクソンは、”ビーチボーイズのファンらしい”と答えます。

エルヴィスはニヤリとして、"ビーチ・ボーイズか、悪くはない"と返しました。

この"悪くはない"のところ、エルヴィスは"グッド・ヴァイブレーションズ"って言ってるんですよね。

つまり、エルヴィスはさりげないダジャレで返しているのです。

ビートルズじゃなくてビーチボーイズだから"悪くはない"と言うのと、ビーチ・ボーイズの代表曲"グッド・バイブレーション"をかけているんですよね。

なのでここは、

           い  い  ね 

ビーチボーイズ、グッド・バイブレーション”

とやってほしかったです。

生意気でごめんなさい。

 

今回あらためてビーチボーイズの『グッド・バイブレーション』を視聴して、10代の頃には理解できなかった凝ったコーラスやサウンド、それに何とも言えない不思議なメロディーが耳に残りました。

なんかいいことが起こりそうな、そんな曲ですね。


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またね。