こんにちは、ずず(zuzu)です。
『Elvis:What Happened?』の感想は、電子書籍を読みながら現在進行形で書いています。
なので、まだ全体の1/3しか読んでいません。
最近、どうしたわけかAmazonのKindleのリンクが、ブログに貼れなくなってしまいました。
現時点で購入もできないようです。
何かトラブルがあったのでしょうか…
読む分には何も不自由はありませんが…
さて、 第10章の感想の続きです。
エルヴィスが活躍の場を広げるにつれ、母グラディスはエルヴィスが家庭でのしつけや信仰を忘れてしまうのではと、ますます心配しました。
エルヴィスへの賞賛が広がれば広がるほど、グラディスがレッドを頼りにする気持ちは強くなり、
“Bob, look after my boy.”
Dunleavy, Steve . Elvis: What Happened? (p.130). Ballantine Books. Kindle 版. より引用
と言われたそうですが、'ボブ'って誰でしょう?
当時のマネージャーのボブ・ニール??
それともレッドの愛称???
第10章では、レッド・ウェストはエルヴィスのいわゆる'夢遊病'に言及しています。
父ヴァーノンとグラディスの両方が夢遊病の系統で、エルヴィスに遺伝したと言い、エルヴィスが女性と同棲するようになるまでは、ひんぱんに従兄弟のジーン・スミスかビリー・スミスが、もしもの時に備えて一緒に寝ていたそうです。
宿泊先が高層ホテルやモーテルのときは、レッドたち取り巻きはドアや窓に鍵をかけて、もしもの時にエルヴィスが窓から飛び出してしまわないようにしていました。
レッドは、(内容は省略しますが)グラディスが正夢を見ることにも言及していて、グラディスはある種のサイキックではないかと言っています(笑)
プレスリー家の夢遊病と正夢は、理解不能だし証拠を突き止めたわけではないけれど、何かサイキックのような特別な力があると信じているとのこと。
エルヴィスはそれを何度も証明したそうですが…
ーーーーーーー
医療のことはさておき、第10章を読んで、夢遊病(夢中歩行)は本当に危険だということを知りました。
子どもがインフルエンザの予防接種の後などに、窓から転落してしまうケースがたまに起こると聞きます。
夢遊病も無意識下で同様の事故が起こるかもしれません。
エルヴィスの出先では、夢遊病の心配までしなければいけなかったとは、本当に大変だっただろうと思います。
プレスリー家に霊能力があったとかの話は、私はどうでもいいですが(笑)、取り巻きたちがそう信じてしまうほど不思議なことがたくさん起こっていたのでしょう。
というより、エルヴィスの成功自体が夢物語のようで、非日常のことが日々起こるので、そう思い込んでしまったのかも。
またね。