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ていねいでない暮らし

エッセイ『生きるために、捨ててみた。』から学ぶ断捨離 その14 ガチャガチャ、甘いもの、キャラクター好き編

こんにちは、ずず(zuzu)です。

だいたひかる著『生きるために、捨ててみた。』から断捨離を学んでブログに残しています。

本書[part2 生きるために、考えを変えてみた。]からの学びは、前回までのブログに綴りました。

今日から[part3 生きるために、楽しみを残してみた。]の学びに入ります。

"テンションの上がる「ガチャガチャ」は3回まで"

かわいいもの好きのだいたさん、そんなにお金はかからないけれど、ワクワク度が高いガチャガチャが大好きだそうです。

放射線治療をしていた頃は、病院の帰り道に、1フロアに100台くらいのガチャガチャが並んでいるビルがあり、毎回立ち寄って、1度につき3回までと決めて、楽しんでいたとのこと。

ご主人も連れてきたら、どハマりしたそうで、しかもご主人は欲しいものが出るまであきらめないタイプのようです。

ギャンブルと違って金額的にはたかがしれているので、これに関してはよしとしているそうですよ。

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無職になり時間に余裕ができて、クレーンゲームにちょっとだけハマっている50代の私。

ガチャガチャもクレーンゲームも商品の入れ替えがひんぱんなので、ハマると目が離せないんですよね。

子どものころは、クレーンゲームもガチャガチャも絶対にさせてもらえなかったし、若いころのガチャガチャの中身はイマイチだった記憶がありますが、今はカプセルトイと言って、大人向けのマニアックなものがたくさんあるのは、皆さんご存知だと思います。

キリがないのでガチャガチャにはできるだけ手を出さないようにしていますが、5年くらい前のものを、あれやっておけばよかったなといまだに後悔していて悩ましい。

性格なんでしょうか、私は景品をコンプリートするのが目的になりがちなので、”キリがない”と呪文を唱えることで、購買意欲が消失するのです(笑)

以前、ペットボトル飲料のキャップについてくるオマケを集めたこともありました。

スーパーをハシゴして集めましたが、コンプリートできなかった回があったので、全部知人にあげてしまいました。

このことを教訓に、コレクションはしないことにしていますが、守れないことも多く、失敗を繰り返しています。

”甘いものは夫婦喧嘩のときに”

ご主人が大の甘党というだいたさん。

お菓子作りはバターや砂糖の多さに引いてしまうのでほとんどしないそうですが、夫婦喧嘩をしたときだけはご主人を誘い、特別にホットケーキやクレープを作るそうです。

ご両親からりんごを送られたときは、アップルパイを焼くこともあるそうな。

すごーい。

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私もその昔、お菓子作りにどっぷりハマっていたことがあります。

しかし、室内犬を飼い始めたと同時に、キッパリやめてしまいました。

お菓子作りは食べてくれる人やもらってくれる人あっての趣味。

お菓子に犬の毛が混入するかも知れず、趣味自体を断捨離したのでした。

お菓子作りの道具は断捨離できていませんが…

”キャラクター好きはやめられない、止まらない”

5歳くらいから、足かけ40年以上キャラクター好きなだいたさん。

サンリオのパティ&ジミーから始まって、中学生になるとスヌーピー、ミッキー、セサミストリート

今でいう「これを推す!」みたいなものではなく、どのキャラも好きで一貫性がないそうです。

 別にぬいぐるみとおしゃべりしていたわけではなく、ようはキャラ集めが趣味だったんです。それ以外に夢中になることや、興味を引かれるものがなかっただけ。自分のお小遣いの範囲内でやりくりしている分には、母も何も咎めなかったので、増える一方でした。ちなみに母も、カエルグッズを集めるのが大好きなので、”蛙の子は蛙”と思って、見逃してくれていたのかもしれません。

 株式会社幻冬舎発行 だいたひかる著『生きるために、捨ててみた。』(2021年)より引用

いまだにあらゆるキャラクターが好きなので、ご主人からは「好きなキャラクターを絞って欲しい」と言われたそうですが、思わず「そんな酷なこと言わないで…」と答えてしまったとか。

ファッションセンターしまむらには、けろけろけろっぴなどの懐かしのキャラクターものの靴下が安く売られていて、50足も買い集めてしまったそうです。

それなのに、ご主人の靴下は、無印良品の黒色のものに統一したのですって(笑)

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わかる、わかる、同じなんです。

なので、”それ以外に夢中になることや、興味を引かれるものがなかっただけ。”のくだりは、グサッときましたね。

私も小学生のときはサンリオが大好きで、アメリカっぽいパティ&ジミーが好きでした。

その後、キキとララやマイメロに移行しましたが、お小遣いでは文房具くらいしか買えませんでした。

今では100円ショップにサンリオのコーナーがあり、サンリオグッズが全て100円均一!

小学生の私が見たら、卒倒するでしょうね。

今の子どもにとっては、サンリオは昔ほど価値がなくなったのかも知れません。

その後、東京ディズニーランドが開園してからはミッキーマウスにハマりかけましたが、ここでも”キリがない”と自分に暗示をかけ、コレクションはしませんでした。

その他にも一時的にハマったキャラクターがありましたが、今回の断捨離で全て処分したので、ここでは割愛します(笑)

 

かわいい靴下を買ってしまうのも、同じです。

仕事を辞めてストッキングから解放され、靴下生活に突入してから、ちょくちょく買っています。

安価でサイズも気にしなくてよく、色やデザインが気に入ったら、素材をチェックしてお買い上げ。

冬場に防寒で履く靴下は、黒で統一しようとしているところも、同じです。

 

マニアになりきれない中途半端な人間で、すぐに飽きてしまうので、グッズの収集は向いていないのに、収集への入り口が入りやすいので、つい始めようとしてしまいます。

モノを集めるのではなく、打ち込める何かがあればいいんですけどね。

またね。