こんにちは、ずず(zuzu)です。
Amazonプライムビデオで『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』を視聴しました。
音楽映画/ドラマが好きなこともありますが、エルヴィス・プレスリーの孫、ライリー・キーオが主演ということで、観ない理由がありません。
デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスという架空のバンドが、人気絶頂期に空中分解してしまったという小説をドラマ化したもので、フリートウッド・マックというグループがモデルになっているそうです。
日本語訳も出版されていました。
デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスのジャンルは’70年代のロックですが、詩的でメッセージ性が強く、ウェストコースト風ですが、グラムロックっぽくもあり、ヒッピー文化をモロに受けているような感じでした。
ライリーは歌が抜群に上手く、長身でスリムなので、サイケなファッションがとても似合って魅力的でした。
ライリーの演技は上手いのかどうかは私には分かりませんが、デイジー・ジョーンズはハマり役だと思います。
ドラマはエピソード1〜10までで、バンドのメンバーや関係者の証言に沿って、バンドの歴史が映し出される形式です。
初めは登場人物がこんがらがってストーリーについていけませんでしたが、エピソード4のハワイ公演のシーンから夢中になりました。
ソングライターでもあるリードボーカルがツートップという特異な構成のバンドですが、このふたりが天才肌であるかわりにかなりの曲者で、周囲は振り回されるのです。
バンド解散後は、音楽から離れてしまったメンバーもいれば、ずっと音楽を続けているメンバーもいて、その後の様子がそれぞれの個性が出て面白かったです。
自分たちの音楽がクラシック・ロックとして今も聴かれていると喜んでいることとか。
エピソード10でツアーマネージャーが言った、"運命に選ばれた者はそのことを知らない"って言葉に考えさせられました。
"音楽で飯が食えるだけでもサイコーなのに、大金が入ってきて、何百万人ものファンがライブで感動してくれて何の不満があるの?"というメンバーのひとりは言いました。
余計なことを考えすぎず、今できることをする、それもできるだけ求められることで、お金になることを。
職業という意味では、それが一番幸せなのかもしれないなーとか思いながら、今はドラマの余韻に浸っております(笑)
ライリーには、キャロル・キングを演じてほしいなーと思いましたが、キャロル・キングの映画化はすでに決まっているようですね。
子育てが一段落したら、舞台に立ってくれないかな〜
またね。