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【推し/映画】エルヴィスに関してのショッキングな記事についての考察<その5>

こんにちは、ずず(zuzu)です。

『毒家族に生まれて 〜エルヴィス・プレスリー一族を孫の代まで呪った母と息子の相互依存〜』というタイトルのネット記事に関して考えたことシリーズ、今回で最後になります。

www.esquire.com

”謎の死”で考えたこと

1973年のプリシラとの離婚後、母グラディスの死と同じくらいのダメージを負ったエルヴィスは、食生活をはじめとした生活習慣の乱れやストレスにより、健康状態を悪化させていきました。

この記事では、エルヴィスが不健康になった原因のほとんどが、パーカー大佐の存在によるものとしています。

マネージャーだったら当然タレントの健康に留意すべきですが、当時は健康維持やアンチエイジングの考え方は普及していなかったのでしょう。

映画『エルヴィス』では、大佐は「エルヴィスを死に追いやったのは自分ではない」と言っていましたが、エルヴィスに死なれて困るのは大佐自身です。

パーカー大佐から搾取され、こき使われても、エルヴィスには大佐しかいなかったのでしょうか。

それはおそらくそうだと思います。

物事が上手くいっているときはいいのです。

大佐と他の人が違うところは、困ったとき、悩んだとき、いざというときに頼りになったのだと思います。

だって、大佐はエルヴィスと一心同体だったのだから。

”薬物依存後、孫に依存した娘リサ・マリー”で考えたこと

エルヴィスに経済的に依存したパーカー大佐は87歳まで生き延び、なんと80歳で再婚したと記事にありました。

父ヴァーノンはまるでエルヴィスの後を追うように、エルヴィスの死の2年後に他界しています。

プリシラと一人娘のリサマリーはともに存命ですが、リサマリーの息子は2020年自ら命を絶っています。

繊細で危ういとされるリサマリーをケアしていたそうです。

2世、3世の心情については、それこそ想像するしかないのですが、無条件に注目され、優遇され、期待され、嫉妬され、落胆され、いろんな人が近づいてきて持ち上げられ、落とされ、騙され、裏切られ…

こうして考えただけでも、息苦しさとプレッシャーが半端なさそう。

亡くなった神田沙也加さんが幼少期、商店街などを歩いていると、

「さやかちゃん、さやかちゃん」

と道ゆく人から声をかけられ、

「どうしてみんなわたしのことを知っているの?」

と本人は不思議がっていたという、一般人には考えられないエピソードを思い出しました。

やはり有名人の子どもには、幼少期からの特別なケアが必要ではないかと思います。

 

エルヴィスは両親のケアに追われた子ども時代であったと記事に書かれていますが、私はそこまで深刻ではなく、エルヴィスは子どもらしい少年時代を過ごしたと信じています。

ただし、ヴァーノンの逮捕に関しては傷ついたと思います。

歌手として大成功を収めたことで、両親との安息の地を求めてグレイスランドを購入し両親を住まわせましたが、それは両親のケアのためというより、通常の親孝行の範囲ではないかと考えます。

まとめ

エルヴィスに関してググっているうちにこちらの記事を見つけ、あれこれブログに書いていくうちに、記事に対して反対意見ばかりになってしまったかもです(汗)

記事はプレスリー一族に相互依存が存在しているとした記事ですが、ただただエルヴィスのことが知りたい私は、依存関係については半信半疑なところがあります。

しかし、とても参考になり考えされられました。

 

またね。