こんにちは、ずず(zuzu)です。
前回は、エレクトーン教室のベテランスタッフから、キーボードをお借りした経緯について綴りました。
今日は、2回目のレッスンについて書いていきますね。
タイに撃沈
2021年11月某日、エレクトーンの第2回目のレッスンを受けました。
ベテランスタッフからお借りしたキーボードで練習したことを先生に伝えると、
「まず右手で弾いてみましょう♪」
と、レジストの伴奏で『シェリト・リンド』を右手のみで弾いてみました。
「・ソラシドレ」の箇所を「・ソラシド・」と勘違いしていましたが、なんとか弾けました。
先生からは、
「エレクトーンは右手をできるまで練習し、左手とベース(足)をセットでできるまで練習してから、両手とベースを合わせます。ピアノの経験者は、右手と左手だけでいきなり弾き始め、後でベースを追加する人がいますが、左手とベースは必ず一緒に練習するようにしてくださいね♪ 」
と指導がありました。
ハイ、つい初見から両手で弾こうとしてしまいます…
続いて、左手とベースです。
キーボードにベースはないので、ここで初めてベースを弾くことになりました。
グダグダでしたが頑張って弾き終わると先生から、
「タイってわかりますか?」
と聞かれました。
「わかります。同じ音をつなげて弾かないのですよね」
と私。
「Bメロのここの和音(と譜面を指差す)、タイがたくさんありますよ♪」
「はあ〜」
と撃沈する私。
全くノーマークでした、穴があったら入りたい…
楽譜の解説は必ず読もう
『シェリト・リンド』は、グレード試験の課題曲集『新エレクトーン・レパートリー グレード9級』の中で一番簡単そうだからという理由で選んだ曲ですが、演奏のポイントは、
シェリト・リンド
Cielito Lindo
メキシコ民謡の代表ともいえる1曲。「美しい青空」を意味する”シェリト・リンド”のタイトルどおり、気分が晴れ晴れするような明るいメロディーと、楽しげな3拍子のリズムで、多くの人々に親しまれています。
ミディアム・テンポのワルツです。Bはコード・チェンジが複雑ですので、ベースの進行とともによく練習してください。全体的にアーティキュレーションに注意し、スタッカートは軽やかに、スラーは流れるように弾いて、表情に変化をつけてください。リズムにノッて明るい雰囲気で演奏しましょう。
ということです。
青空の下で踊るフォークダンスといった感じの、アコーディオンが合いそうな曲ですね。
こういった楽譜に添えられた曲の解説は、めちゃくちゃ参考になります。
弾き始めだけでなく、上手く弾けないときや、曲が仕上がったときに、繰り返し読んでいます。
子どもの頃は気にしたことはありませんでしたが、大人は絶対読んでおいたほうが(間違った方向に行かなくて)いいと思います(笑)
聞いてよかった質問
レッスン終了前に、用意していた質問をしました。
1つめは、
「指づかいは自由か? 楽譜に指番号を書いてよいか?」
2つめは、
「楽譜どおりに弾かなければならないか?」
先生によると、自分で弾きやすい指番号を楽譜に書いてよいとのこと。
ただし、音名(ドレミファソラシド)は書いてはいけないとのことでした。
ピアノは楽譜に指番号が振ってあって、違う指で弾こうものなら先生からめちゃめちゃ怒られるか、叩かれていたな…
でも今考えると、ちゃんと見てくれていたんだなと思える…
そして、エレクトーンもピアノと同じく、楽譜どおり弾かなくてはならないとのこと。
知っている曲だと、自己流で弾いてしまいがちだけど、レッスンでは楽譜どおりが基本。
勝手にアレンジしてはいけないということですね。
早い段階で聞いておいてよかったと思いました。
こんな感じで、2回目のエレクトーンレッスンは終了しました。
次回は、せっかくお借りしたキーボードを、ある理由からお返したことについて書いてみようと思います。
またね。