こんにちは、ずず(zuzu)です。
先週はエレクトーンのレッスンがなかったので、2週間ぶりのレッスンを受けてきました。
グレード9級の課題曲集からは最後の曲となった『もののけ姫』を初めて弾くので、ドキドキでした。
『もののけ姫』という歌を知らなかった
アニメが苦手な私。
もちろん映画『もののけ姫』を観たことはなく、曲自体も知りませんでした。
ググってみると、『もののけ姫』を作曲した久石譲氏のピアノ伴奏で、米良美一氏が切々と歌いあげる動画を発見。
研ぎ澄まされた歌詞と美しく物悲しい調ベが、清らかな歌声とのコラボレーションで、ググッと胸に迫ってきました。
このようなお宝映像があるなんて、しみじみ現代人でよかったと思いました。
※動画は著作権をクリアしているか不明ですので、リンクはしていません。
はて、『もののけ姫』をどのように弾けばいいのか、いつものように楽譜集の”演奏のポイント”を確認しました。
1997年に公開され、それまでの日本映画史上最大のヒット作品となった宮崎駿監督によるアニメ作品「もののけ姫」。室町時代を舞台に、人間と神の壮絶な闘いを描いた物語に挿入されたこの美しい主題歌は、カウンター・テナー米良美一が透明感あふれる歌声で崇高に歌い上げています。
[A]からのメロディーは、レガートできれいに演奏してください。フレーズの間は、息つぎをする感じで少し間をあけてください。[Intro]5、6小節めの<は、大げさにつけてみましょう。ダイナミクスは指定してありますが、表情を出すためにもう少し細かくエクスプレッションペダルを使うと、よりよいでしょう。
ドラの音とタイミングがズレてしまうイントロ
『もののけ姫』は、左手の和音とベースの足が逆の動きをするところがあって、1週間練習してもうまく弾くことができませんでした。
次のレッスンまで1週間の余裕があったので、あきらめずに練習したら、たどたどしくもどうにか通して弾けるまでになりました。
が、[Intro]の7小節目に入るタイミングがとても難しい。
レジストを聴きながら感覚で入ると早すぎて、自分で拍子をカウントすると遅れてしまう。
ディスプレイのカウントの数字を見つつ入ると、全く合いません。
恐る恐る弾くと、余計に合わなくて困り物です…
『ラ・クンパルシータ』は3度めのレッスンで合格!
レッスンでは、はじめに『ラ・クンパルシータ』を弾きました。
弾き始めから手応えを感じていたアルゼンチン・タンゴの曲で、苦手な箇所もありますが、レジストとズレずに弾けるため、堂々と弾くことができる稀有な曲です。
なのに、出だしがうまくいかず弾き直すことになってしまいました。
音楽において、弾き直しと止まってしまうのはタブー。
一気に凹みましたが、弾き直して合格できました。
どうしてこの曲が弾きやすかったのかというと、心あたりはこの曲。
小学生のころ弾いた、ブルグミュラーの『アラベスク』にどことなく似ているからです。
ピアノを習っていない子も、学校の足踏みオルガンで弾いていた、隠れたヒット曲です(笑)
同じイ短調で和音も似ていて、右手は基本スラー、左手は基本スタッカート。
『アラベスク』の楽譜は手元にありませんが、当時を思い出しながら弾いてみました。
指がすべってまともに弾けませんでしたが、『ラ・クンパルシータ』には十分応用できました。
『もののけ姫』はイントロがちょっと特殊でカッコいい
[Intro]は、左手もト音記号から入ります。
どこを押さえていいのかわからず、いろんな音を確認して、”ここかな?”と思った音を弾いたところ、幸いにも合っていました(笑)
5、6小節目はL.K.の指示があり、右手は下鍵盤を弾かなければいけないのですが、上鍵盤で弾いてしまいました。
しかも、先生に指摘されるまでまったく無自覚でした。
恥ずかし〜
そのほかに指摘はなく、もっと弾き込むように言われただけで、1回しか弾きませんでした。
雑談タイムでグレード試験の日程が決まりかけた
その後は時間がかなり余ったので、雑談タイムに。
グレード試験の課題曲を『ホール・ニュー・ワールド』にするので、忘れないように毎日弾いていることを先生に伝えました。
すると、他にグレード試験を受ける予定の生徒がいるとのことで、10月の受験を提案されました。
ただし、一定の受験者がいないと試験は行わないそうなので、少子化の折、どうなることやら。
この続きは、明日書こうと思います。
またね。