こんにちは、ずず(zuzu)です。
ガガ様×ハイブランドの映画と知って、絶対見逃すまいと映画館へ足を運びました。
グッチはニュートラファッション(ピンとこない方はググってください)のアイテムで、ババくさいなと思っていたバブル世代のzuzuです。
が、ある時グッチがやけにカラフルに若返って魅力的になったので、伊勢丹新宿のショップで長財布を、地元の時計店で腕時計(ライセンス物だったかも)を購入したことがありました。
どーでもいい話ですが、これが米国人のデザイナー、トム・フォードを起用した時だったと思うと感慨深いものがあります。
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映画はイタリアのミラノから始まり、イタリア語を交えつつ、イタリア訛りの英語で物語は進みます。
冒頭から、グッチ家の御曹司でグッチ家の株50%を相続した、スタイリッシュなマウリツィオ・グッチに釘付けになってしまいまして…
マウリツィオはただのボンボンなのですが、上流階級出身でよく言えば鷹揚な振る舞いが素敵なんです♡
マウリツィオは自らドイツ系の母の血を引いたと言うように、グッチ一族の泥臭さがなく、対照的に、マウリツィオの妻、パトリツィア役のレディ・ガガと、マウリツィオの伯父、アルド役のアル・パチーノが、期待通りのコッテコテのイタリア人を好演していました。
ちなみにマウリツィオのキレッキレの側近もイケメンです。
マウリツィオとパトリツィアの教会での結婚式のシーンは、新郎側の参列者がなく、最近どこかの国であった結婚騒動を思い起こしました。
ここでバーンとかかった曲が、故ジョージ・マイケルの『Faith』。
なんで?と思ったけど、歌詞が意味深のようで、このシーンにしっくりくるらしい…
英語わからないので、なんとも言えなくてごめんなさい。
その後、結婚式に参列しなかったアルドから結婚祝いが届き、その中身が粋な計らいなのですが、「行こう!」と言う成り上がりのパトリツィアと、「やだよ」と拒むマウリツィオがここでも対照的で、こういう時にパトリツィアのように過去に拘らず好奇心で前進するほうが豊かな人生を送れるのかもと、マウリツィオ的な性格のわたくしzuzuは人生を省みたりしました。
それから、zuzuは占いが割と好きだったりするのですが、占いカウンセラーを信じて行動を共にするようになると、あまりいい方向に行かなくなるという例でもありました。
答えのないことに安易に答えや正解を求めると、いいことないなと。
身内の裏切りで自宅にマルサが入っても対応は側近で、マウリツィオは国境を越えスイスのリゾートで呑気にスキーに興じ、幼馴染と再会し…ダンスを…そして地獄へ…いや、もしかして天国?
グッチは典型的なイタリアの同族企業でしたが、日本の好景気や米国人による再生、中東資本による買収など、時代の流れも感じられました。
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レッド、グリーン、レッド、グリーン、、、
グッチカラーを子に教えてる?
こういう演出は大好き、家族とのかけがえのない日常の風景。
ところで、あのおもちゃはなんて言うんだっけ?
ググってやっとわかった、サイモン(Simon)と言うゲームでした。
今も売られているんですね、懐かしいな。
作品は史実を元にした物語。
ですが、脚色はあるにせよ、ほぼ実話ではないでしょうか。
終始華やかな世界が広がり、コロナ禍に最高の娯楽映画でした。
#ハウス・オブ・グッチ #レディ・ガガ