ずずぶろぐ

ていねいでない暮らし

【本/ニューヨーク】『ニューヨークで考え中④』読んだ

こんにちは、ずず(zuzu)です。

本屋さんに行くと、近藤聡乃さんのコミックエッセイ『ニューヨークで考え中』の新刊を見かけたので購入しました。

第4巻は、コロナ真っ只中から復活までの記録です。

私は地方住まいなので、NYを含めた都会ほどはコロナ禍による抑圧を感じませんでしたが、NYではいろんなことが進まなくて本当に大変だったようです。

移民の立場としては、トランプが当選するかもしれなかった不安を書かれていました。

とはいえ、ご主人とは相変わらずラブラブで、家族に猫ちゃん親子を迎え、NYに根を下ろした暮らしぶりにいつも癒されます。

どのエピソードも興味深く読みましたが、やっぱり食べ物と猫の話は楽しいですね。

 

今日はたまたま開いたページについて、取り上げたいと思います。

<第271話 Amy!>

著者が気に入っている、視聴者参加型のTVのクイズ番組があるそうです。

エイミーという圧倒的に強い女性を応援するようになり、放映を楽しみにしているとのこと。

こういった勝ち抜き型の番組は、毎週勝負の行方が楽しみになりますよね。

 

最近の日本のクイズ番組は、芸能人ばかりなので好んで観ることはありませんが、昭和の時代は一般人が参加できるクイズ番組がたくさんありました。

そのひとつが、"アメリカ横断ウルトラクイズ"です。

これが大好きで、特に南米を訪れた回は挑戦者もスタッフも過酷そうで、ハラハラしながら応援しました。

ググってみると、各放送回の詳細のwikiがあるほど、根強い人気があるみたいです。

ざっと目を通すと、ビックリするエピソードがあったりします。

ファンがいるにも関わらず放送が終了したのは平成4年。

制作費や日数がかかり過ぎることが終了の理由のようですが、視聴率が取れなくなってしまったこともあったのでしょうか。

それともバブル期になると、"ニューヨークへ行きたいか?"という掛け声は合わなくなってしまったのでしょうか。

"アメリカ横断ウルトラクイズ"は幻となってしまいましたが、テレビ局と参加者が全力で楽しんで作る番組は、そこにドラマが生まれ、視聴者に刺さるのだと思います。

またね。