こんにちは、ずず(zuzu)です。
前回のレッスンから2週間ぶりのレッスンに行ってきました。
グレード試験までのレッスンは、今回と次回を残すのみ。
先生からグレード試験の開始時刻を教えてもらい、気持ちが引き締まったところで指定されたのは『ブラジル』。
ちょっとトチったけど、弾きこなしました。
この曲はこのままでいいとのこと。
次は『木星』。
ミスはありましたが、いつものように崩れることはなく、最後まで弾ききることができました。
こちらもこの調子でいいとのこと。
そこで、
「あのー、合格ということでいいでしょうか?」
とちゃっかり催促した私。
「もうとっくに合格していたのかと思っていました。シールどれにします?」
と先生。
「いえ、レッスンでこれまでまともに弾けたことがなかったので、これでやっと合格です」
合格していない曲を試験で弾くほどの度胸はまだないので、合格がもらえて心が安定しました。
次は、9級課題曲の『ホール・ニュー・ワールド』。
前半の途中でいきなり崩れてしまい、無理やり立て直して最後まで弾きました。
本番でこれだと、課題曲としては失格でしょう。
練習していると、これまで弾けていたところが突然弾けなくなって、そこだけ何度も練習して復活させることが度々起こると言うと、
「大人の生徒さんは、皆さんそう言いますね。子どもは言わないですけどね」
と先生。
子どもは右肩上がりで上達しますが、大人はいきなり穴に落ちては、はい上がって元に戻すだけを繰り返す感じなのでしょうか(笑)
ミスの原因はベースを間違えたためとのこと。
また、ラストの音は十分に伸ばしてから、デクレッシェンドでp(ピアノ)に下げていくとよいとのことでした。
そして、編曲演奏の「メリーさんのひつじ』。
弾く前に先生から、早くなり過ぎないようにとのアドバイスを受け、落ち着いて弾きました。
最後は、8級の『Summer』、前回のレッスンで初めて弾いた曲です。
まだまだ完璧ではありませんが、前回のレッスンと比較して、だいぶまとまって弾くことができました。
ようやく慣れてきましたが、右手のメロディーにスタッカートが入るところが、何回分析してもつかめません。
確信がないので恐る恐る、迷いながら弾くことになってしまいます。
スタッカートが四分音符で、次の音がスタッカートのない八分音符なので、全部の音がスタッカートになってしまって、いまだによくわからないことを先生に相談しました。
すると先生は、
「ここはピチカートなので、弦を弾くような音になります。あまり気にし過ぎないでいいと思いますが、気になるようなら四分音符を少し強めに弾くと、音に変化がついてそれらしく聴こえると思いますよ♪」
と教えてくれました。
ふーむ。
こういうことは教わらないとわからないので、すごく勉強になりました。
1曲を1回ずつ弾いた後は、雑談タイム。
多くの生徒さんは、自分がエレクトーンを弾いている姿を動画に撮るそうで、レッスン中の様子も積極的に動画に残しているとのことです。
教室で生徒さんの動画を撮ろうとして、ガシャと音を出しては、
「せんせー、それ写真だよ」
と言われるそうです(笑)
時代は変わりますね〜
私は動画はパスですが、録音はしておこうかなと思っています。
やり方がわかりませんが(笑)
帰宅して、『Summer 』について、楽譜集の”演奏のポイント”をあらためて確認しました。
すると、自分が疑問を感じていたことと、これまでに先生から言われたことが凝縮されていました。
Summer
1999年公開、北野武監督の映画「菊次郎の夏」のテーマ曲です。車のCMにも使われ、久石譲の作品の中でも特に広く親しまれています。さわやかでもありどこか懐かしさを感じるシンプルなメロディー。幼い頃の夏休みの思い出がよみがえるようです。
リズムは楽譜の2小節分を1小節分としてカウントしますので注意してください。Lower Memoryが設定されている部分では、和音が濁らないようにしっかり弾き直しましょう。[D]、[E]のU.K.はピチカートストリングスになりますので、スタッカート気味に引くと原曲のイメージに近くなります。全体的にリズムの薄い部分はトライアングルをよく聞いてずれないようにしましょう。
株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス発行『STAGEA ポピュラー・シリーズ(グレード9〜8級) Vol.58 ステージ・セレクション BEST』(2019年12月1日初版発行)より引用
弾き始めは必ず読みますが、途中で振り返ることも大事ですね。
グレード試験まであと2週間ちょっと、同じ曲を繰り返し練習していく所存です。
またね。