こんにちは、ずず(zuzu)です。
昨日は、テンプテーションズのふたりのリードシンガーの早逝に、ブログを書いていて感極まってしまいました。
今日は、モータウンレーベルの女性アイドルグループ、シュープリームスとテンプス(テンプテーションズの略称のようですね)のコラボ曲について語らせてください。
自分語りで恐縮ですが、私が10代の頃、ボーイズ・タウン・ギャングというグループがディスコ調の『Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)』(1982年)を大ヒットさせて、どこへ行ってもこの曲がかかっている時期がありました。
ディスコソングが大好きな私ですが、どういうわけかこの曲は好きではありませんでした。
ところが、クリント・イーストウッドがフォーシーズンズの伝記ミュージカルを映画化した『ジャージー・ボーイズ』(2014年)を観てからは、大好きな曲になりました。
当時、『君の瞳に恋してる』のカバー曲のまとめサイトで知ったのが、ダイアナ・ロス&ザ・シュープリームスとザ・テンプテーションズのバージョンです。
そのサイトの製作者のイチオシでした。
リードボーカルは、ダイアナ・ロスではなくメアリー・ウィルソンで、テンプスのエディ・ケンドリックスとのデュオですが、大人の雰囲気で最高ではないでしょうか。
これ以上の『君の瞳に恋してる』を知りません。
歌のテクニックと相性の良さは、タミー・テレルとマーヴィン・ゲイのデュオに匹敵すると思います。
ダイアナもマーヴィンとデュエットしていますが、ライオネル・リッチーとの『エンドレス・ラブ』(1981年)のほうが有名ですね。
晩年のメアリーは、スリムだった若い頃からは想像できないほど恰幅がよくなっていましたが(失礼)、ソロで歌い続けていました。
たまに動画で聴いていましたが、2021年2月に高血圧性動脈硬化症心疾患で76歳で亡くなっていました。
でも、シュープリームスの3人娘の中で、メアリーが一番幸せそうな印象です。
これでシュープリームスはダイアナひとりだけになってしまいました。
ものすごく淋しいです。
またね。