こんにちは、ずず(zuzu)です。
前回はエレクトーン教室探しについて綴りました。
今日はエレクトーンの体験レッスンについて書いていきますね。
ラッキー!可愛らしい先生
2021年10月某日、ヤマハ音楽教室の体験レッスンを受けました。
体験レッスンの先生は、親しみやすくて可愛らしい女性。
音楽の先生といえば、私の中では、コンサバファッションで生真面目で、融通がきかずちょっと怖いイメージだったので、ちょっとしたカルチャーショックでした。
世は昭和から平成を通り越して令和ですからね。
変われば変わるものです(しみじみ)
お試しの曲に悩む
先生から、
「普段どんな音楽を聴きますか?」
「弾いてみたい曲はありますか?」
と聞かれ、返答に困る私。
音楽は大好きで10代のころはよく聴いたけど、
「今は特に…気になった曲をユーチューブで視聴するくらいです」
としか回答できません。
弾いてみたい曲もあるような、ないような…
先生はもしかしたら、
(ではなんでエレクトーンを習うの???)
と気を悪くしたかもしれません。
ベテランスタッフに伝えてはいましたが、ピアノの経験があることから始まって、ヤマハのピアノグレードは9級と8級を持っているけど、不合格はないと言われている7級を落ちたことなど、昭和のピアノへの恨みつらみを、先生に必死になって話しました。
「ちょっと弾いてみませんか♪」
先生はジブリの楽譜集をエレクトーンの譜面台に置きました。
「ジ、ジブリはちょっと…観たことがないんです。その昔、観る必要があって『魔女の宅急便』を観たくらいで…」
と、初めから反抗的な私(苦笑)
「じゃ、アンパンマンはどうですか?」
「知らないです…子どもがいないので」
困った表情の先生は、ディズニーの楽譜集を出し、
「『小さな世界』ならわかりますよね?」
「ん??」
「タララララ〜タララララ〜♪(先生の可愛らしい歌声)」
「『イッツ・ア・スモール・ワールド』ですね!知ってます!」
というやりとりのあと、『小さな世界』をエレクトーンで弾いてみることになりました。
ピアノ経験者の端くれの私は、初見にも関わらず、つい両手でつっかえながら『小さな世界』弾き始めたのですが、
「右手だけでいいですよ♪」
と先生に優しく言われ、弾き直し。
伴奏(レジスト)を入れてくれたので、途中で音色が自動的に変わることに驚きつつ、右手でメロディーを弾くことができました。
「こんな感じです♪」
と10〜15分で体験レッスンは終了。
「入学する際にはよろしくお願いします」
とお礼を言い教室を後にしました。
この先生に習いたい!
教室を出るとべテランスタッフから、
「どうでした?」
と聞かれ、
「緊張しましたが、楽しかったです」
としか答えようがなく、世間話へ。
体験レッスンの先生はこちらの教室にかれこれ20年も勤務していて、20年選手の生徒さんもちらほらいるらしいのです。
幼い頃からエレクトーンを習い、結婚・出産後も通い続けている方や、大人になって始めた方。
そんな関係って素敵だと思いませんか?
つかず離れず、20年という歳月を師弟でともに歩んでいるのは、先生のお人柄以外のなにものでもありませんよね。
私よりずっとお若いのに尊敬しかないです。
”エレクトーンを習うのなら、この先生!”と確信しました。
個人レッスン、特に大人のレッスンはいろんな人が来るので、先生の人格が優れていないと難しいと思うのです。
エレクトーンの先生はほかにもいますが、私にこの先生をマッチングしてくれたベテランスタッフは、“奇妙な中年女性zuzuを担当できるのは彼女しかいない“と思ったのでしょうか。
いつか聞いてみようと思います(笑)
とにかく出会いに感謝。
次回は、音楽教室入学と初めてのレッスンについて書こうと思います。
またね。