こんにちは、ずず(zuzu)です。
昨日、家の前の道路をちっちゃなトイプードルがトコトコとさまよっていました。
近くに飼い主らしき人はいません。
Tシャツを着せられて手入れの行き届いた、体重2kgくらいのアプリコットのトイプー。
目が合うと私のそばにやってきました。
手の匂いを嗅がせ、少しだけ撫でると、ひっくり返ってお腹を見せました。
"か、かわいい…"
誘拐しようかと思うほど愛らしいトイプーでした。
トイプーはすぐに私の元を去って、他の家の庭に入っていきました。
交通量がそこそこある道路を行き来するのは危険です。
飼い主は心配で気が気じゃないはず。
役所と警察に連絡しなきゃ、画像を撮らなきゃ、その前に捕獲しなければいけないと焦りました。
うちには犬のおやつを常備しているので、それでおびき寄せて、断捨離できないでいる亡き老犬の首輪とリードを使って保護できれば…
あれこれ考えているうちに、トイプーは近くの老人ホームの駐車場をウロウロし始めました。
もしかして…
急いで老人ホームのチャイムを鳴らしました。
中からスタッフが出てくると、開いたドアからトイプーがすばやく入って行きました。
「あの、あのコはそちらの犬ですか? 」
「そうです。どこにいましたか?」
そういえば1、2ヶ月前に、別のスタッフの女性と立ち話をしたことがありました。
以前、うちの母がお世話になっていたのです。
話をしたとき、スタッフさんはまだ2歳という小さなアプリコットのトイプーを連れていました。
あのときのコが脱走したんだ…
とりあえずお家に帰れてよかった…
たったこれだけのことでしたが、もしうちで飼っていた老犬が脱走したらと想像すると、心臓がバクバクします。
今回は自分で帰ることができましたが、交通事故だけでなく近くには水路もあって心配です。
とはいえ、老人ホームで癒し犬として活躍しているっぽいトイプーは、とても人懐っこくてうらやましかったです。
うちの老犬は神経質でしたから。
それ以上に、職場に気兼ねなくペットを連れていって、施設内で離しておけるスタッフさんがうらやましかった…
介護の仕事は本当に大変ですが、ペットと通勤できるゆる〜い環境で働けるのは、それはそれで悪くないかもですね。
毎日おやつを供えています
またね。