こんにちは、ずず(zuzu)です。
先日のエレクトーンのレッスンで8級の曲は封印。
昨日から7級の曲を弾き始めました。
先生に、
「今後は"レパートリー"の曲を弾いていきます」
と宣言すると、
「"レパートリー"ばかりでなく、他の曲も交互に弾いてくださいね♪」
と言われてしまいました。
先生はなぜか"レパートリー"の曲ばかりを弾くことを嫌がります。
6月は毎週レッスンがあり、次のレッスンは1週間後。
1週間では譜読みだけで精一杯です。
しかも7級の曲となれば、当然ながらこれまでとは難易度が上がります。
ものすごくプレッシャーです。
希望としては、"レパートリー"の曲はグレード試験の課題曲でもあるので、早めに仕上げておきたい。
そして、その中で気負わず、飽きずに長く練習できる曲を課題曲として、早めに決めておきたい。
そう願いながら、7級の"レパートリー"の中で最初に弾く曲を決めました。
ショパン『別れの曲』。
ショパンが自分の曲の中で一番美しいメロディーだと語ったとか。
スローテンポでなんともロマンティックでドラマティックなピアノ曲ですよね。
楽譜を見ると、なんとリズムはなしで弾くとのこと。
8級の"レパートリー"で弾いたリストの『愛の夢 第3番』は、リズムに合わせるのが難しく、とても課題曲に選ぶことはできませんでした。
リズムなしの曲は多分初めてなので、ちょっと楽しみです。
指定の速度はLento(レント)。
ゆるやかに(♩=50〜56が目安)だそうです。
7級の楽譜は原曲の前半部分をアレンジしたものです。
弾き始めると、むむむ。
左手の8分音符が、アルペジオの4音ごとにスラーが切れているのです。
ベースは基本が2分音符なので、ベースに合わせて息継ぎするような感覚で弾くことになりますが、これがムズイのなんの。
で、困ったときはアレンジャーの解説を参考にしようと思いました。
楽譜集の<演奏のポイント>では、
別れの曲 Chanson De L'adieu
ピアノ詩人と呼ばれる、フレデリック・ショパンが作曲した「12の練習曲(エチュード)」の第3曲。1832年に作曲されたこの曲は、練習曲とはいっても、ショパン自身が「この曲ほど美しい曲は書けなかった」と述懐するほど、しみじみとした感情に満ちあふれ、ショパンの代表的な名曲として愛されています。
ゆったりとしたテンポで、メロディーの美しさを味わいながら演奏しましょう。左手の伴奏型は、"コードを押さえる"というよくあるパターンではありませんので、最初はとまどうかもしれませんが、[8分音符×4のスラー]を1つの和音としてとらえると、手になじむのではないかと思います。[C]のクライマックスで気持ちを高揚させられるように、ダイナミクス(f、p、cresc.など)と、[C]の3小節前の伴奏型の変化(この変化で気持ちが切迫してきます)に注意すると、美しくまとまった演奏になるでしょう。(鳥居達子)
と説明がありました。
なるほど。
いったんは8分音符4つを2分音符の和音をイメージして練習し、ブレスに慣れたところで、2拍ごとの分散和音として弾くといいかもしれません。
『別れの曲』のようなクラシックは、ポップスやジャズのような独特のリズムはありませんが、淡々としたリズムを保つのは案外難しく、ツッコミどころ満載のような気がしてなりません。
左手のアルペジオを攻略するには時間がかかりそうです。
またね。