こんにちは、ずず(zuzu)です。
昨日は、5月から施設に入所している母と面会をしてきました。
父とずっと楽しみにしていた面会ですが、父は直前に入院したため、私ひとりで行きました。
面会の会場は施設内の広いホールで、私は初めて入りました。
施設は古いですがピカピカに清掃されていて、グランドピアノと足踏み式のオルガンが置いてありました。
母を待っている間、ケアマネが母の特別食の画像を見せてくれました。
通常の食事と、母が食べているお粥をはじめとしたやわらかい食事の画像です。
「母は全部歯が残っているので、お粥はともかく、おかずは硬いものでも食べれるのに…」
とつい口走ってしまいました。
「飲み込みが苦手なのかもしれませんね…」
とケアマネ。
また余計な事を言ってしまったと反省しました。
少しすると以前ほどではありませんが、遠くからキャーキャーという声が聴こえてきて、母だなと思いました。
車椅子の母とはつい立て越しに面会しました。
カロリーを抑えた特別食のおかげで、母は少しスリムになっていました。
その分、目が大きくなって、認知症特有のギラギラした目つきが目立っていました。
母はあらかじめスタッフから家族が来ることを聞いていたのでしょう。
私を認識したようです。
私は父が昨日また入院して、鼻から管を入れて苦しんだけど、今は痛みが治っていることを話しました。
母は"お父ちゃんかわいそう"と何度も言い、悲しんでいました。
施設の食事は美味しく、毎日退屈せず過ごしているとのこと。
庭に季節の花が咲くのを楽しみにしているとのこと。
5月の1泊旅行で撮った写真を見せ、置いていきました。
写真の場所を母は"覚えてるよー"と言いましたが、怪しいです(笑)
「会いに来てくれてありがとう」
と母は言いました。
私は泣きそうになるのをグッとこらえて、
「来月もまた来るからね」
と応えました。
母との面会が終わり、介護士から母の様子について説明がありました。
1日の摂取カロリーを1,300kcal程度にしているため、体重が5キロくらい落ちたとのこと。
相変わらず感情の起伏が激しいが、入所したときより落ち着いてきたとのこと。
便秘気味のときは様子をみて下剤を飲ませているが、そうすると下痢をするとのこと。
便秘と下痢については、
「家でもそうでした」
と伝えました。
最後に、なぜか"ひなまつり"の歌をずっと歌っていたとのこと。
介護士には感謝の意を伝えました。
帰ろうとして歩き出すと、ホールの片隅に季節外れの雛人形が1組、飾られているのを発見。
「あっ、雛人形が! だから母は"ひなまつり"を歌ったんですね」
無口で口下手な介護士から特に反応はありませんでした。
ケアマネには何度もお願いしていることですが、床屋をお願いしたいと言いました。
母は入所してから一度も髪を切っていないのです。
そして、スリムになった母を見て、もう施設にあれこれ言うのは止めようと思いました。
施設にはいろんな分野の専門のスタッフがいて母を診てくれているのです。
プロにお任せしたほうが母が幸せなのは確かですから。
その後すぐに、施設から父に電話があったとのこと。
入院したのはコロナではないかの確認だったみたいです(笑)
昨夜は地震があり、さすがに不安になってしまいました。
災害時には母を自宅に引き取らなくてはなりませんから。
またね。