こんにちは、ずず(zuzu)です。
昨日は、他県に単身赴任している末弟が有休を取って、入院中の父を見舞ってくれました。
末弟とは病棟の休憩室で待ち合わせをしましたが、"守衛に止められて中に入れない"と連絡が。
先日、もうひとりの弟が来たときは、休憩室でスムーズに合流できたので油断していました。
事前に正面玄関から入るように伝えていればよかったのですが…
末弟にはちょっとトロいところがあるな〜なんて思ってしまいました。
ところが。
父と面会した末弟は、痩せ細った父に驚いたようで、率先して着替えを手伝ったり、ティッシュを取ってあげたり、何かしようと気を配っていました。
私はいつも洗濯物を受け取って入れ替えるだけで、あとは話をするくらいです。
もうひとりの弟もそんな感じでした。
ですが、末弟は率先して自分ができることを探していました。
それぞれの弟が学生時代はともかくとして、社会人になって世間の荒波に揉まれながら、踏ん張って生きてきたことが垣間見れた気がしました。
末弟には見せたいものがありました。
ぼっち旅で撮った、子ども時代を過ごした町の画像です。
住んでいた借家や付近の様子、小学校、遠足の定番だった神社などをスマホで見せましたが、幼かった末弟はほとんど覚えていないと言うのです。
懐かしいね〜と思い出を共有できると思っていたので、がっかりしました。
末弟は何年も前に家族旅行でその土地に行きましたが、通っていた保育園しか行けなかったと言っていました。
確かに末弟にとっては、長年通った保育園がその土地の記憶の大部分を占めるのでしょう。
きょうだいの中でその土地で生まれたのは末弟だけですが、その分滞在期間が一番短く、幼少期の微かな記憶しか残っていなかったのでした。
父にも今も当時のままの借家の画像を見せました。
写真にして母にも届けようと思います。
でも、母も忘れてしまっているだろうな…
またね。