こんにちは、ずず(zuzu)です。
年末年始に練習を始めた新曲3曲のうち、『旅立ち』の進捗状況については昨日ブログに書きました。
今日は残りの2曲について、演奏のポイントと練習状況を書いていきますね。
パリの空の下
Sous le Ciel de Paris
1951年に公開された映画『パリの空の下、セーヌは流れる』の主題歌。えもいわれぬ甘いメロディーが特徴的なこの曲は、フランス発祥の"シャンソン"の中でも、最も有名なスタンダード・ナンバーの一つとして広く親しまれています。
メロディーはなめらかに演奏できるように、指づかいを工夫しましょう。定型的なワルツの伴奏型ですが、同一コードの中にも、オルタネイティング・ベース、順次進行のベースなどがありますので、スムーズなベースの動きができるように練習してください。
初めは♩=160の速さに全くついていけず、右手と伴奏を別々に、♩=130で練習しました。
それでもなかなか弾けるようになりませんでしたが、右手と伴奏を♩=130で合わせてみると、身体でリズムをとって弾ける感覚がありました。
テンポを下手に♩=130に落とすより、むしろ♩=160で無理矢理弾いたほうが、俄然リズムに乗りやすいのです。
上手くリズムに乗ることができれば、シャンソン歌手兼アコーディオン奏者になったみたいで楽しい♡
レジストのカスタネットがカラリンと鳴ると、合いの手が入ったようで景気づけられます(笑)
それにこの曲、3拍子×短調(しかも♭1つのニ短調)×ラテン×アップテンポで、グレードの課題曲として最適ではないですか!
8級の課題曲を『パリの空の下』に決めれば、自由曲2曲はバラードでもディズニーでもアニソンでも好きに選曲できます。
今日のレッスンで、先生の反応を見て、課題曲候補にするかを判断しようと思います。
ラブ
L-O-V-E
1964年、ジャズ界の大御所、ナット・キング・コールが亡くなる前年に大ヒットした名曲。スタンダード・ナンバーとして日本でも親しまれてきましたが、缶コーヒーや乗用車のCMソングにも使用され一層おなじみになりました。幸せな気分になれる軽妙なラブ・ソングです。
やや遅いスイングですが、全体的にあまりバウンスしすぎないようにしましょう。メロディーのスタッカートは短すぎず、しっかりとしたタッチで弾いてください。
こちらは♩=130ですが、かなりゆっくりに感じます。
もう少し速いとリズムに乗って弾けるかなと思いますが、ジャズなのに淡々と、楽譜に忠実に弾いている(つもり)ので、ノリの悪い演奏になっています。
<演奏のポイント>にあるように、軽妙な曲なのですが、力の抜けた洒脱な演奏をするのは難しい。
ナット・キング・コールの原曲を聴いたのは1〜2回なので、もっと聴いておくべきだったかな…
『パリの空の下』は曲の特徴がつかみやすかったのに、こちらはいまだにわからない…
今日のレッスンで思いっきり恥をかこうと思います。
新曲を弾くとき、よく知らない曲は特に原曲を聴くことにしています。
曲の雰囲気をつかむためですね。
反対に、上手な方が正確に演奏している動画がありますが、それはできるだけ観ないようにしています。
楽譜を読む力をつけたいということもありますが、演奏動画を観てしまうと、動画がお手本になり、どうしても動画の演奏に近づこうとしてしまうからです。
好きな演奏家の方に限っては、演奏そのものを味わう意味もあって試聴していますが。
なお、レジストで模範演奏が入っているものがありますが、お値段が高くなるので買っていません。
ともかく、壁にぶち当たるまでは、こんな感じで新曲に挑戦していこうと思っています。
またね。