こんにちは、ずず(zuzu)です。
今日も『Elvis:What Happened?』第9章の感想になります。
地元で求められる音楽とは別に、エルヴィスはゴスペルを歌うことをずっと愛していました。
時々、地元の教会のゴスペルグループと歌ったり、頻繁にパーティーで、コーラ片手に合唱したそうです。
エルヴィスは地元のゴスペルのショーで歌うことをとても大切にしていて、都合をつけて参加していたことは、書籍『エルヴィスの真実 ゴスペルを愛したプレスリー』に記されていました。
このことは、エルヴィスは有名になってからも、地元のゴスペル仲間とつながっていたかったのではないかと言われています。
とはいえ、レッド・ウェストは、ものすごくスピリチュアルなゴスペルの曲を歌うときでも、若きエルヴィスは左足を震わせ、お尻を揺らすという、ものすごく世俗的な歌い方をしていることに気づいたそうです。
その理由を、後にレッドはエルヴィスから聞きました。
”観客の前でじっとしていると、恐怖でガタガタ震えてしまう”と。
でもそんなに神経過敏だったのは最初だけで、エルヴィスはその後、こんなことを言ったそうです。
”教会では、聖歌隊は全員すばらしい声をしていた。けれど、牧師はそうではなかったかもしれないが、動き回って、信者をあおり、注目を集めていた。ちょっとしたショーのようで、なかなかだったよ”
※以上は私の解釈で間違っているかもしれません。
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エルヴィスが人前で歌い始めたころに、緊張と恐怖で足が震えていたのは、映画『エルヴィス』のエピソードにあったとおり本当だと思っています。
ステージ上で直立不動で歌うのは、居心地が悪かったということがあったかもしれません。
エルヴィスは教会で、聖歌隊から歌唱を学んだだけでなく、牧師から人を魅きつけるパフォーマンスの技を学び取っていたんですね。
個人的には、ハリー&メーガンの結婚式のときの説教を思い出します(長かった…)。
左足を小刻みに震わせて歌うのは、レッドが言うとおり、エルヴィスのクセなんでしょうね。
第9章を読んだ後に、エルヴィスが歌う動画を視聴すると、左足の動きが気になって仕方ありません(笑)
リズムをとっているのとは違う、不規則な細かい揺れ。
貧乏ゆすりのようなものなんでしょうか、足が長いので余計目立ってしまっています。
またね。