こんにちは、ずず(zuzu)です。
『Elvis:What Happened?』第6章の感想、引っ張ります(汗)
今回は、小ネタです。
エルヴィスが甘やかされた育ったと言われていたことについて、レッド・ウェストはその理由を述べています。
エルヴィスの両親は、貧しい暮らしをしているにも関わらず、エルヴィスには他の子たちより良い生活をしていると感じさせたくて、クリスマスや誕生日のプレゼントは高価なものを贈っていたそうです。
そしてそれが結果として、過保護だと言われる要因になったらしいのです。
なぜ両親が分不相応な物を買い与えてまで、エルヴィスにそう思わせたかったのか私には理解できませんが、それはおそらくエルヴィスの友人たちにも理解できなかったことで、いじめの対象となったのかも知れませんね。
では、母グラディズがエルヴィスを甘やかしていたかと言えば、そうではなく、エルヴィスに物を投げたり、叩くと脅したりしていたとのこと。
エルヴィスはグラディスを崇め奉っていたそうです。
エルヴィスにとってグラディスは母であり、友だちであり、長姉であり、それらがひとつになった存在で、エルヴィスの人生の全てだったと、レッドは語っています。
プレスリー家はグラディスとその他で構成され、その他はグラディスに追随しているだけのようだったそうです。
それはグラディスの死後も続いたようで、エルヴィスはグラディスが生きているかのように話していたとのことでした。
自分の歌がラジオから流れるようになって、一躍地元のスターとなったエルヴィスは、レッドのアメフトの試合を観戦するため、10年落ちのリンカーン・クーペでやって来ます。
その車は、両親がお金をかき集めてエルヴィスに買い与えたものだったそうですが、それを見たレッドは、10代で自分の車を持っている者はそれほど多くはなかったと言っています。
車に関して言えば、父ヴァーノンは古い車が好きだったと、プリシラが『Elvis and Me』で語っていたので、その影響もあったかもしれません。
そして、そこから新たな物語が始まるのですが、それは次回がっつり書きたいと思います。
またね。