ずずぶろぐ

ていねいでない暮らし

【大人のエレクトーン】グレード9級落ちたかも<その2>

こんにちは、ずず(zuzu)です。

エレクトーングレード9級受験記の第2回目になります。

自由曲『木星』で、途中ベースがパニックに陥り、それに影響され左手の和音が滅茶苦茶になり、合格レベルとは程遠い演奏となってしまいました。

しかも、余裕だったはずの自由曲『ブラジル』と課題曲『ホール・ニュー・ワールド』ですら、ちょこちょこミスをしてしまうという、情けない結果でした。

ミスがなかったのは『メリーさんのひつじ』だけとは…

zuzuzblog.hatenablog.com

試験官は女性ふたり

さて、今回のブログでは、演奏終了直後に試験官からいただいた講評について書きますね。

演奏が終わると、

「荷物の片付けが終わったら講評を始めますので、こちらに椅子に座ってください。慌てなくてもいいですよ」

との声が聞こえてきて、焦りつつも慎重に楽譜やレジストを片付け、靴を履き替えて、机をはさんだ試験官の前の椅子に腰かけ、

「よろしくお願いします」

とお辞儀をすると、講評が始まりました。

試験官の思いやりのある言葉がつらかった

まず試験官A氏からは、

「座る位置が定まらず、『木星』ではベースにミスが起こっていました。途中で何度も座り直したり、足元を見たりしていましたが、足元はできるだけ見ないで弾くようにするといいですね。

ホール・ニュー・ワールド』はミスがありましたね(私、下目がちになる)。ですが、エクスプレッションペダル(右足で踏んで、音を大きくしたり小さくしたりするペダル)を上手に使って表現できていました。

『メリーさんのひつじ』はとても可愛らしいアレンジでしたね」

『メリーさんのひつじ』が概ね好評とは意外でした。

レッスンで当初、先生が爆笑しましたから。

しかし、編曲演奏の楽譜を開いたものの、全く楽譜を見ないで弾いてしまったのはマズかった…

A氏から発言を促された、もうひとりの試験官B氏からは、

「慣れない場所でエレクトーンを弾くときは特に、エレクトーンに対して身体の中心がしっかり決まるまで、少し図々しいくらいに時間をかけてみてください。ミスはありましたが、『木星』をていねいに弾こうとする気持ちは十分に伝わってきましたよ。ベースは目で見ようとしないで、感覚で覚えるようにするといいですね」

と、講評はざっくりこんな感じで、受験者に寄り添う温かい励ましのコメントをいただきました。

なお、『ブラジル』についての言及はありませんでした(笑)

 『木星』の失敗についてはおふたりとも、”ミスはあったが、聴かせるぞとという意気込みは伝わってきた”と(必死に)フォローしてくれたのですが、そのことが不合格を意味しているようで、かえって情けなくてつらかったです。

試験官にお礼を言い、忘れ物がないかを確認して退室しました。

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敗因は実力不足

新エレクトーン・レパートリー 9級

新エレクトーン・レパートリー 9級

  • 作者:-
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木星』の時点で、“落ちた”と感じました。

グレード試験では、1曲でも及第点に届かなければ不合格です。

総合点で採点されるわけではありません。

とはいえ、『ブラジル』からすぐに気持ちの切り替えができたことは、自分を褒めたいです。

ベースでミスを連発してしまうのは、ピアノ経験者あるあるなのかもしれません。

エレクトーンは鍵盤楽器にベースが付属されているものという感覚が抜けてないことが、試験で顕在化したのだと思います。

座る位置を決めるのは、演奏以前の基本ですからね。

 

でもね、『ホール・ニュー・ワールド』に関しては、レッスンで6月に合格してから、毎日欠かさず練習してきたのです。

それでもグレード試験ではミスをし、試験官にそれを指摘されました。

木星』は謙遜ではなく本当にぐちゃぐちゃで、『ブラジル』もちょこちょこミスってしまったので、試験官からはロクに練習せずに受験した人と思われたかもしれません。

そう思うと、悲しくなります。

家でそこそこ弾けても、本番で弾けなければ弾けるとは言えません。

先生には申し訳ありませんが、今後もグレード試験をしぶとくを受け続けたいと思います。

お受験シリーズは、自戒を込めて次回に続きます(笑)

またね。