こんにちは、ずず(zuzu)です。
エレクトーン習い始めて1年でグレード9級にチャレンジ
エレクトーンを始めてちょうど1年、グレード9級試験を受けたので、その様子と感想をレポートしたいと思います。
ちなみに私は、子ども時代ですがピアノを習っていましたので、鍵盤楽器は初心者ではありません。
悪しからずです。
で、いきなりですが、グレード9級落ちたかもです。
地震自信あったんですけどね…
海の向こうには、晴れて難関試験に合格した方がいるのに…
試験当日、早めに試験会場に到着して受付を済ませ、試験が実施される階に上がりました。
予定時刻に自分の名前が呼ばれたため、試験官にあいさつをし、試験が行われる部屋に入室しました。
このとき、緊張はそれほどでもありませんでした。
”集中、集中”と自分に言い聞かせたくらい、どちらかというとフワフワしていました。
荷物をエレクトーン横の椅子に置き、演奏用の部屋履きに履き替え、レジストと楽譜を手提げから出して、椅子の左側を少し斜めに引いてエレクトーンの前に座りました。
先生から、試験で使われるエレクトーンは、レッスンで使用しているELS-02Cよりひとつ古いモデルかもしれないと聞いていましたが、ELS-02Cだったので安心しました。
身体の中心を自分が決めている位置に合わせ、ベースのド・ソ・上のドの位置を左足で確認しました。
自由曲『木星』は悲惨な結果に
試験官から『木星』を弾くよう指示されました。
タイミングがレジストと合うよう慎重に弾き始め、まずまずの出だしでしたが、途中からベースがくるい始めてしまいました。
足元を何度見てもダメで、身体を少し動かしたりしましたが、ベースのミスにつられて左手の和音までおかしくなり、ぐちゃぐちゃになってしまいました。
その上、エクスプレッションペダル(右足で踏んで、音を大きくしたり小さくしたりするペダル)に強い違和感を覚えました。
私のカジュアルモデルちゃんはまだ新しいので、ペダルがしっかりしていますし、通っている教室のエレクトーンのペダルもさほど違和感はありませんが、今回の試験会場のエレクトーンのものは、緩くカタカタ音がして、年季が入っているようでした。
エクスプレッションペダルは弾いているうちにコツをつかみましたが、慣れるまでは落ち着きませんでした。
そして悲しいことに、ベースと左手は最後の最後まで崩れっぱなしでしたが、右手だけはなんとか最後まで弾き通しました。
しっかり練習したつもりでしたが、『木星』は最悪の結果となってしまいました。
自由曲『ブラジル』はまあまあの出来
次の『ブラジル』は、気持ちを切り替えて弾きました。
挽回しようという浅ましい気持ちがあったせいで、右手と伴奏にそれぞれミスが出ましたが、どうにかリズムに乗って弾くことができたと思います。
課題曲『ホール・ニュー・ワールド』は悔いなし
課題曲の『ホール・ニュー・ワールド』では、もはや挽回しようという気持ちはなくなり、これまで練習した成果を出し切るつもりで弾きました。
こちらも途中ミスをしてしまいましたが、サビからラストまでは精一杯気持ちを込めることができたので、後悔はありません。
編曲演奏は楽譜が必要だった
最後は編曲演奏の『メリーさんのひつじ』。
これだけは暗譜で弾こうとすると、
「楽譜は持っていますか?」
と試験官が席を立って、楽譜を持って来ようとしました。
「楽譜はあります」
と言い、課題曲の楽譜集に貼り付けていた譜面を開きました。
「編曲演奏は楽譜を見ながら弾くものです」
と試験官から言われましたが、全く知りませんでした。
「すみません」
と小声で謝りましたが、試験官に聞こえたかどうかはわかりません。
演奏の後は、試験官の講評がありました。
講評の内容や受験の感想については、次回以降に続きます。
またね。