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【本/推し】『Elvis and Me』<ネタバレあり>スピリチュアルにハマったエルヴィス<その1>

こんにちは、ずず(zuzu)です。

プリシラプレスリー著『Elvis and Me』、現在の進捗率は70%で、エルヴィスとプリシラが婚約したところです。

こういったエピソードはどんどん読み進めることができるので、楽勝です(たぶん、笑)

 

今日は、第24章から第27章の途中までの間に書かれていた、エルヴィスがスピリチュアルに傾倒していったことについて、書いていこうと思います。

エルヴィスはスピリチュアル系の難解な本をたくさん読んでいて、気に入った本をプリシラや取り巻き、映画の共演者やファンに配布していたそうです。

また、エルヴィスとプリシラは、精神世界の分野で著名な人物のセミナーに何度も参加したそうです。

しかし、プリシラは何のことだかさっぱり理解できず、苦痛でしかなかったようで…

エルヴィスは映画『Elvis』の中の、少年時代のキリスト教の伝導集会のシーンで象徴されるように、信仰と併せて、霊的な世界に関心を寄せていたのかもしれません。

エルヴィスは”天使が見えた”と言ったり、プリシラと取り巻きに何時間も天井を見つめることを強いたりと、エルヴィスの奇行に周囲が振り回されたことがあったそうです。

エルヴィスの死後、当時のことを話し合う機会があり、”あのときのエルヴィスは病んでたんじゃないかな?”と話題になっても、話を発展させなかったとのこと。

みんなエルヴィスの苦悩を理解していたので、悪くは言いたくないし、笑いものにしたくなかったのでしょう。

もしそうだとしたら、それぞれがエルヴィスを愛して、自分なりのやり方でエルヴィスを全力で支えていたと思うし、それ以前に、エルヴィスはそれぞれにかけがえのない大きな愛を与えていたのだと思います。

After his death, some of us have discussed those days, bringing up the possibility of a nervous breakdown—and then discounting it. More likely it was just a game he’d made up out of boredom and depression because he was experiencing such a low point in his career. He took sleeping pills to escape, and while fighting off their effect, he created his “images”—his mystical exercises.

Presley, Priscilla Beaulieu. Elvis and Me (p.179). Blackstone Publishing. Kindle 版. より引用

またね。