ずずぶろぐ

ていねいでない暮らし

【断捨離】ブランド品買取店でのやり取りが奇妙だった話<その1>

こんにちは、zuzu(ずず)です。

昨日のブログの続きになりますが、ブランド品買取店に行ったときのやり取りが奇妙だったので書かせてください。

zuzuzblog.hatenablog.com

批判的な記事になりますので、ショップ名は伏せます。

そのショップは、全国にチェーン展開している、主に貴金属や高級時計、ブランド品などの買取専門店で、そのほとんどがフランチャイズ店であることは予備知識として入れてありました。

目立つ看板に引き寄せられショップのドアを開けると、入口すぐに椅子とカウンターがありましたが、気になったのは店内の臭いでした。

吐き気を催すような、いろんなものが入り混じってこもった臭いがして、ここは無理だと思いました。

しかし、押しの強いスタッフが出てきたので、車まで品物を取りに行くと言い、外に出て深呼吸。

中に入ると、臭い対策として消臭剤or芳香剤がいくつか置いてあるのを確認しましたが、それより入口と窓を開けて外気を取り込むのが先ではないかと思いました。

おそらく、換気するということを知らないのだと思います。

そのスタッフの中年男性は不潔ではないですが何だか清潔感がなく、ブランド品や貴金属を扱うにはふさわしくないのでは?というのが第一印象でした。

偏見があったら申し訳ないのですが、体育会系でゴリゴリの個人営業一筋といったタイプです。

 

査定してもらったのは、地金が18金の小さなペンダントヘッド3点と、ブランドバッグ2点と、ブランド小物1点で、小物だけ査定額が高かったため売却したのは、昨日の記事のとおりです。
男性は貴金属の見立てが得意らしく、最初にペンダントヘッドにライトを当て、地金が何であるかを調べ、石についても本物かどうかをチェックしました。
ここで気になったのは、男性が手袋をしていなかったこと。
こういったショップで手袋をしない人は初めてだったかもしれません。
鑑定品の所有権は私にあるのに。
「地金は18金で間違いないですね。石はここは◯◯で、ここ△△はですね」
と保証書を見ないで言い、“自分は宝石に詳しいアピール”をしてきました。
初めはそのアピールに乗せられそうになった私でしたが、ジュエリーを購入するときは真剣に検討するので、個々のペンダントヘッドについては私のほうが詳しいはずです。
宝石の鑑定士の資格を持っていると言いつつも、私からは見えない衝立の裏で重さを計っているようでした。
その日の金相場を持ち出し、ペンダントヘッドにそれぞれ価格をつけました。
ダイヤモンド以外の貴石にはほとんど値段がつかないが、自分は貴石やデザイン料も加算すると男性は言いました。
しかし、査定額があまりにも低いのです。
地金については、これまでの経験上、きちんと計量しているとは思えませんでした。
その上、ある部分の貴石はニセモノだと言われ…
※販売元にダメ元で問い合わせしようと思います。
 
続いてブランドバッグと小物の査定です。
男性はブランド鑑定士の資格も持っていると言いました。
ネットで調べた限りではそのような資格はないようですが…
持ち込んだバッグ2点は特殊な素材だったので、真贋鑑定に出したいということで、
「写真を撮っていいですか?」
と聞かれました。
撮影に承諾すると、また奥にバッグを持っていき、時間がかかるのでお茶を飲みながら待っていてほしいと言われ、飲み物をサービスしてくれました。
待っている間、私はスマホでそのバッグの名前を調べていました。
そのとき、なぜブランド鑑定士の資格を持っているのに、真贋鑑定に出すのか疑問を感じました。
鑑定の途中で、これらはどこで買ったのか聞かれました。
随分失礼だなと思いましたが、バッグはフリマサイトで、小物はデパートの直営店で購入したことを伝えました。
とある同業者(会社名は伏せておきます)はニセモノが多いので、念のため聞いたとのこと。
真贋鑑定の結果、バッグは本物だということでした。
真贋鑑定にはそれほど時間がかからなかったため、飲み物は結局いただく時間はありませんでした。
バッグは20年以上前のものだと強調されました。
こういった買取店は、ブランド物の現行品が喉から手が出るほど欲しいようですね。
ブックオフと同じで、新しければ新しいほどいいようです。
希少価値とかは査定できないし、する気もないのです。
確かに“古い”バッグですが、型は定番物で、1015年ごとにブームになるということは教えて差し上げました(笑)
聞く耳を持っていないと思いますが、そういうことがわかるようになると顧客がつくようになると思うのですけど。
あと、現行品はお金を出せば手に入るが、廃盤品は中古でしか手に入らないので、貴重であると言いましたが、ムダでしたね()
また、バッグの内側に張ってある布にカビがあるとのこと。
恥ずかしくなりましたが、肉眼では確認できず、家に帰ってもう一度見ても分かりませんでした。
男性曰く、バッグの外側や皮の部分はリペアできるけど、内側の布地はできないので、内側がキレイな状態のものは価値が上がるとのことでした。
こちらはとても参考になりました。
発売されたのが20年以上前であること、カビが発生していること、片方は痛みがあることなどの理由で、査定額は2点とも散々でした。
あまりにも低すぎる査定額に、
「自分でブランドショップに修理に出して、大事に使うことにします」
と売却はやめることにしました。
 
長くなったので。今日はここまでにしますね。
またね。