こんにちは、ずず(zuzu)です。
今日もエルヴィスについて語ります。
英会話の先生の話を思い出した
以前、英会話のレッスンに通っていたとき、アメリカ帰り日本人の先生が新任となりました。
先生は自己紹介で「自分はアメリカの中西部の大学を卒業した」と言いながら、ホワイトボードにざっくりアメリカ合衆国の地図を描き、「中西部ってここらへんだよ」と、地図を斜線でサッと塗りました。
そのとき、中西部と言っても、中央から東寄りを中西部というのだと教えてもらったことが記憶に残っています。
そして、自分が住んていた州(どの州かは失念しました)は、バイブル・ベルトと呼ばれる、キリスト教徒が多い地域だったと言いました。
ついでに、「キリスト教徒が多いとはいえ、その人たちがいい人が多いかどうかはまた別ですけど」とつぶやいたのもしっかり記憶に残っています(笑)
私はもっと話を聞きたかったのですが、他の生徒たち(社会人)はほぼ興味はないようで、そこで話は終わりました。
バイブル・ベルトのバックル
そんなことを思い出して、アメリカのバイブル・ベルトってどこだろう?と検索してみると、南部と言われるところがほとんど含まれていました。
エルヴィスの出身地テネシー州は、まさにその中心ともいうべき所に位置しています。
同州のナッシュビルは、地理的にバイブル・ベルトのほぼ中央で、”アメリカのミュージック・シティ”であり、かつ”バイブル・ベルトのバックル”と呼ばれるほど熱心なキリスト教徒が多い地域であるようです。
そもそも、横長の長方形のテネシー州自体が、バックルのような形をしていますね。
メンフィスはナッシュビルと同様に、教会音楽と白人のカントリーやポップス、黒人のブルースなどが混ざり合った土地だったので、エルヴィスという大歌手が生まれるべくして生まれたのでしょう。
信仰がわからない
北米の小説(ほとんど読んだことありませんが)や洋画、海外ドラマを観ていると、キリスト教の知識がないと理解できないことが多々起こります。
敬虔なクリスチャンといっても、ふーんそうなんだ、熱心なキリスト教徒なんだ、と思うだけで、信仰が人々にどのように根付いているかといった感覚は全く理解できないんです。
勉強したとしても、おそらく私には理解不能、想像するしかないと思います。
そういう意味では、エルヴィスの心中を推し量るのは、非常に難しいのです。
またね。