こんにちは、ずず(zuzu)です。
エレクトーンが楽しくて、頭の中が音楽でいっぱいです。
音楽に夢中だった10代のころのように…
ピアノって心の支えになる
昨夕、NHKBS1で『渋谷ピアノ』が放映されていました。
東京・渋谷のストリートピアノを定点観測して、奏者の人生を垣間見るものです。
外国版は見たことがありましたが、日本版は初めて見ました。
奏者のほとんどが上級者で、みなさん見事な演奏です。
男性が多くて、ポップスを弾く人が多かったかな。
個人的には、ピアノにはやっぱりクラシックが合うなーと思いながら見ていました。
ストピをとおして交流も生まれているそうです。
素晴らしいですね。
みなさん、ピアノが心の支えといった感じでした。
なんか、すごくよくわかります。
そして、刺激を受けました。
負けるものかと。
また嫌味なセリフが聞こえてきた
と、感傷に浸っていたら、父から何十回も聞いた嫌味なセリフが聞こえてきました。
かあちゃん(母のこと)が子ども(私ときょうだい)にピアノを習わせて(ここで毎回母をバカにして笑う)、俺が先生のところにふたりを迎えに行くと、生徒は自分の順番が来る直前までマンガを読んでいて、これでは全員モノにならないと思った。モノになりそうな子はひとりいたかどうか。もし俺が生徒だったら、他の生徒が先生から何を言われているかしっかり聞いて参考にするだろう。
ごもっともなんですが、同じ話を何度もしつこ過ぎるよ。
私ときょうだいが通っていた昭和のピアノ教室は、いつもクリニックの待合室のように混雑していて、番号札はあれど、長い時間自分の順番を待つのが常でした。
そのため、教室には漫画や本が置いてあり、特に漫画は週刊誌をとっていたので、最新号を読むのが楽しみでした。
『ベルサイユのばら』や『はだしのゲン』を全巻読んだのも、ピアノ教室。
置いてあった図鑑や古い児童文学全集も、全巻隅々まで読みました。
そう考えると、本や漫画の知識は、ピアノ教室で得たようなものです(笑)
きれいさっぱり忘れてしまいましたが(笑)
父が子どものころは貧しくて、ピアノは金持ちの子が習っていたくらいで、習いごとなどする余裕はなかったとのこと。
なので、何をするにも見よう見まねで、年上の子やきょうだいから学んでいったと言います。
時代が違うのだから仕方がないと思いますが、せっかく習っているのにボケっとしているのが腹立たしかったのでしょうね。
でも、今は違うぞ
自分から習いたいと言ったピアノでしたが、ロクに練習をせず、でもレッスンをサボることもせず、淡々と教室に通って漫画を読んでいました。
でも、今は違います。
エレクトーンを弾くのが楽しくて、曲について動画を視聴したり、概要や演奏のポイントを調べたりするのは当たり前。
先生にも積極的に質問をしています。
ピアノの先生には質問をしたことなどありませんでしたし、雑談など考えられませんでした。
そして、備忘録として(PCをタイプすると”美貌”と変換されそうになってビックリ)、せっせとブログに残しています。
大人になったのです。
凡人にとっては、自腹か、そうでないかがキモになるのです。
たぶん。
またね。