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ていねいでない暮らし

エッセイ『生きるために、捨ててみた。』から学ぶ断捨離 その6 嫌いなもの、大きな置物、ゴミ箱とマット類、扉編

こんにちは、ずず(zuzu)です。

今日も、だいたひかる著『生きるために、捨ててみた。』から断捨離を学んでいきますよー

””捨てスイッチ”が加速する、嫌いなもの” 

 片付けを続けるうちに、思い出の品などに直面すると”捨てづらいスイッチ”が入ってしまう一方で、”捨てやすいスイッチ”もあることがわかりました。もしかしたら、「そんなの当たり前だよ」と思われるかもしれないですが、そして私の主観にまみれていますが、せっかくなので紹介させてください。

 それは、嫌いなものは捨てやすいということ。

株式会社幻冬舎発行 だいたひかる著『生きるために、捨ててみた。』(2021年)より引用、以下同じ

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だいたさんらしい視点だなと思いました。

だいたさんが嫌いで捨てやすいものは、傘、ストッキング、帽子、ベルト、揺れるピアスやイヤリングだそうです。

傘は、ビニール傘を出先で買ってしまっても、どんどん処分。

ストッキングは2足しか持たず、1足伝線したら買い足すそうです。

帽子は、ワンシーズンで使い捨て。

だいたさんにとって帽子はおしゃれのためではなく、ボサボサの髪の毛を隠すためなのだそう。

なのであまりこだわりがないとは、驚きました。

ベルトは、お手洗いでベルトをはずす作業がイヤで全捨て。

女子のモテアイテムと言われる揺れるピアスやイヤリングは、以前によく「マネキン買い」をしていて、アクセサリーも自動的についてきたそうですが、片付け生活の中で手放したそうです。 

そして、この項目の〆の言葉が面白い。

 こうやって考えると、嫌いなものも、ときには役立つ(?)んですね。”あれ?”と思う日常の毒を見つけるのが得意な私の、ブラック片づけ術。捨てられない方はぜひ、お試しください!

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ブラック片付け術を参考に断捨離しました。

傘は、梅雨に入る前のタイミングで、折りたたみ傘3本を全捨て。

折りたたみ傘は畳むのがめんどくさい。

普段は車の生活なので、車に晴雨兼用を置き傘していれば間に合います。

旅行には必要ですが当面予定はないので、必要になったときに購入することにしました。

 

嫌いなアイテムと言って真っ先に思いついたのは、ストッキングです。

欧米ではパンプスに素足でもOKかもしれませんが、靴を脱ぐ習慣がある日本ではストッキングは必須です。

このブログを書いていると捨てスイッチが入り、タンスの引き出しを漁って、丸まったパンストが9足を処分しました。

どれも程度がよかったのがくやしい。

職種が変わってストッキングを履かなくなったとき、たまにストッキングを履く機会があれば、そのつど新品を下ろしていたようです。

伝線するまで何度も洗濯していた時代があったことを思い出すと、後ろ髪を引かれる思いですが、新品のストックだけを残すこととしました。

ストッキングをゴミ袋に入れる際は、ハサミを入れました。

ゴミ処理場でビローンと伸びて機械に巻きこまれることを防ぐためです。

 

ベルトはだいたさんに触発され、少し前に全捨てしました。

13本くらいを古着の買取店へ売却したところ、何本かに値段がつき、その中には散々使ったものもあったのでうれしかったです。

このように自分にとっての”日常の毒”を洗い出して、断捨離に生かしていきたいですね。

”大きな置物は、けっきょく邪魔物!?”

 昔、父親がビンゴ大会の賞品で、鉛筆形の貯金箱をもらってきました。それは、なんと高さが1メートルもある代物。私は、本来小さいものが大きくなっていたり、大きなものが小さくなっているものに目がないんです。(後略)

この大きな貯金箱は、上京するときにも持参したそうですが、小銭が貯まるにつれ重くなり、掃除機をかけるたびにバス停の看板を動かしているようで、処分したそうです(笑)

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”大きなものが小さくなっているものに目がない”に共感しかなかったです。

いわゆるミニチュアですよね。

カプセルトイとか食玩に目がなく、ガチャガチャをいつも横目で見ている私。

オタクやコレクターになるほど極められないので、できるだけ近寄らないようにしていますが、昔集めたものは捨てられない…

”ゴミ箱とマット類を処分すれば、掃除洗濯の省エネに”

だいたさんは、引っ越しを機にゴミ箱を手放したそうです。

キッチンのシンクの三角コーナー、排水口のフタ、キッチンマット、ランチョンマットも使いません。

掃除に雑巾は使わず、トイレはおしり拭きで拭き、便器内は使い古しの靴下で洗うそうです。

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私の場合、キッチンマットは一度止めましたが、冷え性なので復活しました。

ものすごく汚れるので、パンパンとはたいて単独で洗濯しています。

トイレのお掃除におしり拭きを使うのは、目から鱗でした。

家庭の事情でおしり拭きは常備していますが、トイレを掃除するのは”流せるトイレお掃除シート”を使っています。

母が”流せるトイレお掃除シート”でおしりを拭いている可能性を否定できないので、”流せるトイレお掃除シート”は見えないところに隠して、おしり拭きをトイレ掃除用に常備しようと思いました。

”扉が「すっ」と開け閉めできるかが、モノの適量バロメーター”

引っ越しでゴミ袋100袋以上捨てた、だいたさん。

モノを減らしたことで、収納家具や収納用品も手放したそうです。

 引っ越しをして大きなものから小さなものまで片付けてみたことで、モノの適量が見えました。当たり前ですが、「棚に入りきらない=持ちすぎ」ってことですよね。

 今は、どの棚も何にも引っかからず、すっと開け閉めができて気持ちがいい状態です。クローゼットにせよ、靴箱にせよ、キッチン棚にせよ、この「すっ」をひとつの適量バロメーターにしています。

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断捨離の早期に家具や収納用品など大きなものを処分すると、効果を感じることができるのでおすすめです。

収納スペース以上にモノを増やすのはご法度というのは、実際に捨ててみて実感できます。

私の場合、洋服ダンスと半間の押し入れがスカスカになりましたが、まだ減らす予定です。

理想がどんどん高くなっていくんですよね、いい意味で(笑)

「すっ」の大切さは、のっぽのスライド式本棚のスライド部分を足の甲に落とした経験から、痛いほどわかります(笑)

客用布団は、普段使い用に移行中です。

 

またね。